特許
J-GLOBAL ID:200903033306931840

背景更新をともなう領域の抽出装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 森田 寛
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-035954
公開番号(公開出願番号):特開平6-251151
出願日: 1993年02月25日
公開日(公表日): 1994年09月09日
要約:
【要約】【目的】画像処理装置における背景更新をともなう領域の抽出装置に関し,残存背景を除去し,人物領域等の抽出の精度を向上させることを目的とする。【構成】静止した背景映像のフレームと対象映像のフレームとを差分したものから背景差分領域Aを求め,この領域Aをまず縮小し次に膨張させて,領域Bを求める。この領域Bと,1フレーム領域の中で領域Bの補集合となる領域Cに関して,領域Bに対しては背景側の画素を,領域Cには対象映像の画素を入れ,背景の更新を行う。この更新背景を新しい背景画像として,それと対象画像とを差分して,領域抽出を行う。
請求項(抜粋):
静止した背景映像のフレームと動領域を含む対象映像のフレームとを差分し,該差分結果を輪郭とする領域内側に対して塗りつぶし処理を行って背景差分領域Aを求める背景差分領域抽出手段と,画像の領域を縮小する所定の処理をn回繰り返すことにより前記背景差分領域Aを縮小させ,画像の領域を膨張する所定の処理をm回繰り返すことにより前記縮小させた領域を膨張させ,該繰り返し回数はm>n(m,n:正数)である縮小・膨張処理を行う残存背景の除去手段と,前記縮小・膨張処理の結果得られた領域Bと,1フレーム領域のうち前記領域Bの補集合となる領域Cとに対して,前記領域Bには背景映像の画素を,前記領域Cには対象映像の画素を入れ,背景の更新を行う背景更新手段とを有し,前記背景差分領域抽出手段,前記残存背景の除去手段および前記背景更新手段により得られた更新背景を背景映像として,該更新背景映像と対象映像とを差分して,領域抽出を行うようにしたことを特徴とする背景更新をともなう領域の抽出装置。
IPC (2件):
G06F 15/70 405 ,  H04N 5/262
引用特許:
審査官引用 (3件)
  • 特開平3-234953
  • 特開平3-234953
  • 特開昭63-243425

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