特許
J-GLOBAL ID:200903033309667132

インクジェット記録装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 高野 明近 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-125267
公開番号(公開出願番号):特開平9-309207
出願日: 1996年05月21日
公開日(公表日): 1997年12月02日
要約:
【要約】【課題】 環境温度の変化に影響されず、圧力発生素子の広い駆動周波数範囲で一定質量のインク滴を噴射する。【解決手段】 圧力発生素子を駆動する駆動パルスが一定電圧Vpを保つ期間の第二パルスの幅を変えること(図5(A))により、圧力残留振動によるノズルのメニスカス変位の位相を変え(図5(C)インク滴質量を増す)、この圧力残留振動とインクが噴射されたときに生ずる慣性振動(図5(B))とを重ね合せ(図5(D))た重畳振動の山と、次の印字パルスによるメニスカスの山の重なりを利用し、高周波域でのインク質量を増す。更に、駆動パルスの電圧Vpを変えて低周波域でのインク質量を増し、低温・高温領域の広い周波数範囲において一定のインク滴質量とする。これに、第三のパルスの立ち下げ時間を検出温度に応じて選ぶことにより、より高精度のインク滴質量にする。
請求項(抜粋):
圧力発生素子に電圧パルスを印加し、該圧力発生素子に発生するひずみを用いてインク圧力室の体積を変化させてノズル部よりインク滴を噴出させ記録するインクジェット記録装置において、環境温度の温度検出手段を備え、かつ、前記圧力発生素子の駆動パルスは、該圧力発生素子の変形により前記インク圧力室の容積が縮小する方向に電圧が変化する第一パルスと、電圧を一定に保持する第二パルスと、前記圧力発生素子の変形により前記インク圧力室の容積を拡大する第三パルスからなり、前記温度検出手段の検出温度に応じて、前記第二パルスのパルス幅を可変にし、低温および高温領域で噴射される前記インク滴の質量を補償することを特徴とするインクジェット記録装置。
IPC (3件):
B41J 2/045 ,  B41J 2/055 ,  B41J 2/12
FI (2件):
B41J 3/04 103 A ,  B41J 3/04 104 F
引用特許:
審査官引用 (4件)
  • 特開昭55-027210
  • 特開昭63-260452
  • 特開昭55-027210
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