特許
J-GLOBAL ID:200903033311842472

磁気記録媒体及びその製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 山田 稔
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-331269
公開番号(公開出願番号):特開平8-227520
出願日: 1995年12月20日
公開日(公表日): 1996年09月03日
要約:
【要約】【課題】 磁気記録媒体において、凹凸形成層と非磁性基体との膜剥がれを有効的に防止しつつ、凹凸形成層の上下層の膜材質の選定自由度を拡大でき、簡単な層構成で量産性に向いた磁気記録媒体を提供。【解決手段】 磁気記録媒体10においては、ガラス基板11とCr等の非磁性金属バッファ層12からなる基体1の表面に、窒素を含有するAl等の非磁性金属堆積物の凹凸形成層8が形成されている。更に、凹凸形成層8の上には、非磁性金属下地層2、磁性層3、及び保護層4が順次積層形成されており、そして保護層4の表面には液体潤滑剤の潤滑層5が塗布形成されている。凹凸形成層8は、非磁性金属が局所的に凝集して離散的に分布した結晶質相の島状凸部81と、これら島状凸部81の間隙に浅く敷き詰められた非晶質相の凸部間連結層82とから成る。結晶質相の島状凸部81は面内方向に不連続の島状膜で、非晶質相の凸部間連結層82は連続膜となっている。
請求項(抜粋):
非磁性基体の表面側に、凹凸形成層、非磁性金属下地層、磁性層、及び保護層を順次積層して成る磁気記録媒体において、前記凹凸形成層は、窒素又は酸素を含有する非磁性の金属堆積物であって、前記非磁性基体の表面上に離散的に分布した結晶質相の島状凸部と、前記島状凸部の間隙に浅く敷き詰められた非晶質相の凸部間連結層とを有して成ることを特徴とする磁気記録媒体。
IPC (3件):
G11B 5/82 ,  G11B 5/84 ,  G11B 5/85
FI (3件):
G11B 5/82 ,  G11B 5/84 A ,  G11B 5/85 Z
引用特許:
審査官引用 (2件)

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