特許

J-GLOBAL ID：200903033315822387

高分子電解質型燃料電池

発明者： 堀 喜博 ,  保坂 正人 ,  新倉 順二 ,  羽藤 一仁 ,  神原 輝壽 ,  与那嶺 毅
出願人/特許権者： 松下電器産業株式会社
代理人 (1件)： 石井 和郎
公報種別：公開公報
出願番号（国際出願番号）：特願2001-065669
公開番号（公開出願番号）：特開2002-270192
出願日： 2001年03月08日
公開日（公表日）： 2002年09月20日
要約：

【要約】【課題】 触媒中に反応サイトを拡大する目的で添加された、プロトン伝導性高分子電解質により、触媒層の一部に電位集中が生じ、高分子電解質が劣化、分解し、電池電圧特性が低下するという寿命特性に問題がある。本発明は、これを解消しようとするものである。【解決手段】 従来の触媒層に対して、白金を担持していない導電性カーボンを添加する。触媒金属を担持していない導電性カーボンの量は、触媒金属を担持した導電性カーボンの5〜50重量%相当とする。これによって、電位集中を低減し、寿命特性に優れる高分子電解質型燃料電池用電極を提供する。

請求項（抜粋）：

プロトン伝導性高分子電解質膜、前記電解質膜を挟む一対の電極、および前記電極の一方に燃料ガスを供給し、他方に酸化剤ガスを供給するガス流路を有する一対のセパレータ板を具備する高分子電解質型燃料電池であって、前記電極中の触媒層が、白金族金属触媒を担持した導電性カーボン、触媒金属を担持していない導電性カーボン、およびプロトン伝導性高分子電解質から構成され、触媒金属を担持していない導電性カーボンの量が、触媒金属を担持した導電性カーボンの5〜50重量%相当であることを特徴とする高分子電解質型燃料電池。

IPC (4件)：

H01M 4/96 ,  H01M 4/92 ,  H01M 8/02 ,  H01M 8/10

FI (5件)：

H01M 4/96 M ,  H01M 4/96 B ,  H01M 4/92 ,  H01M 8/02 E ,  H01M 8/10

Fターム (17件)：

5H018AA06 ,  5H018AS01 ,  5H018CC06 ,  5H018DD08 ,  5H018EE03 ,  5H018EE05 ,  5H018EE17 ,  5H018HH02 ,  5H018HH05 ,  5H026AA06 ,  5H026BB08 ,  5H026CX04 ,  5H026EE02 ,  5H026EE05 ,  5H026EE18 ,  5H026HH02 ,  5H026HH05