特許

J-GLOBAL ID：200903033319358200

圧延機の制御方法及びその装置

発明者： 片山 裕之 ,  岡田 和憲
出願人/特許権者： 株式会社神戸製鋼所
代理人 (1件)： 本庄 武男
公報種別：公開公報
出願番号（国際出願番号）：特願平6-302062
公開番号（公開出願番号）：特開平8-155523
出願日： 1994年12月06日
公開日（公表日）： 1996年06月18日
要約：

【要約】【目的】 制御系が高い周波数領域にあっても,指令値通りにシリンダを作動させて板厚精度を向上させることのできる圧延機の制御方法及びその装置。【構成】 本方法及び装置は,ロールギャップ指令ΔSに基づいて圧延機の油圧圧下系に含まれるシリンダ5の位置制御を行うに際し,シリンダ5の現在位置に相当するロールギャップ現在値ΔSAをシリンダ位置検出器7により検出し,その時間変化を周波数演算回路9b により周波数に変換し,この変換された周波数を予めメモリ9c に記憶された上記油圧圧下系の特性に適用することにより,その周波数に対応するゲインをゲイン演算回路9d により演算し,この演算されたゲインの逆数である制御ゲインAを乗算器10により上記ロールギャップ指令ΔSに乗ずるように構成されている。上記構成により,良好な圧延性能が得られる。

請求項（抜粋）：

ロールギャップ指令に基づいて圧延機の油圧圧下系に含まれるシリンダの位置制御を行う圧延機の制御方法において,上記シリンダの現在位置を検出してその時間変化を周波数に変換し,上記変換された周波数を予めメモリに記憶された上記油圧圧下系の周波数特性に適用することにより,該周波数に対応するゲインを演算し,上記演算されたゲインの逆数を上記ロールギャップ指令に乗じてなることを特徴とする圧延機の制御方法。

IPC (3件)：

B21B 37/62 ,  B21B 31/32 ,  B21B 37/00 BBH

FI (2件)：

B21B 37/00 143 ,  B21B 37/00 BBH