特許
J-GLOBAL ID:200903033320080623

短繊維不織布

発明者:
出願人/特許権者:
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2007-231549
公開番号(公開出願番号):特開2009-062644
出願日: 2007年09月06日
公開日(公表日): 2009年03月26日
要約:
【課題】熱接着処理する際の加工温度を低くすることができ、高温雰囲気下で使用した際にも接着強力の低下が少なく、嵩高性や柔軟性に優れ、かつ地合、機械的特性にも優れる短繊維不織布を提供する。【解決手段】テレフタル酸を主成分とするジカルボン酸成分と、1,6-ヘキサンジオール50モル%以上のジオール成分とからなり、融点が100〜150°Cであり、結晶核剤を0.01〜5.0質量%含有し、かつDSCより求めた降温結晶化を示すDSC曲線が下記式(1)を満足するポリエステルAからなる短繊維と、熱処理により捲縮を発現する潜在捲縮性能を有する複合繊維を含有するウエブからなり、ポリエステルAからなる短繊維の少なくとも一部が溶融して接着成分を成していることを特徴とする短繊維不織布。b/a≧0.05 (mW/mg・°C) ・・・ (1)【選択図】図1
請求項(抜粋):
テレフタル酸を主成分とするジカルボン酸成分と、1,6-ヘキサンジオール50モル%以上のジオール成分とからなり、融点が100〜150°Cであり、結晶核剤を0.01〜5.0質量%含有し、かつDSCより求めた降温結晶化を示すDSC曲線が下記式(1)を満足するポリエステル(ポリエステルA)からなる短繊維と、熱処理により捲縮を発現する潜在捲縮性能を有する複合繊維を含有するウエブからなり、ポリエステルAからなる短繊維の少なくとも一部が溶融して接着成分を成していることを特徴とする短繊維不織布。 b/a≧0.05 (mW/mg・°C) ・・・ (1) なお、aは、降温結晶化を示すDSC曲線における傾きが最大である接線とベースラインとの交点の温度A1(°C)と、傾きが最小である接線とベースラインとの交点の温度A2(°C)との差(A1-A2)であり、bは、ピークトップ温度におけるベースラインの熱量B1(mW)とピークトップの熱量B2(mW)との差(B1-B2)を試料量(mg)で割った値である。
IPC (1件):
D04H 1/54
FI (1件):
D04H1/54 H
Fターム (7件):
4L047AA21 ,  4L047AA29 ,  4L047AB02 ,  4L047BA09 ,  4L047BB06 ,  4L047CB01 ,  4L047CB02
引用特許:
出願人引用 (7件)
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審査官引用 (6件)
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