特許
J-GLOBAL ID:200903033321773959

タイムアウト制御方式

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 服部 毅巖
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-283464
公開番号(公開出願番号):特開平11-120091
出願日: 1997年10月16日
公開日(公表日): 1999年04月30日
要約:
【要約】【課題】 デバイスとの間のデータの入出力動作状態をホスト側で判断するためのタイムアウト制御方式において、デバイスや処理するデータ量などに応じた適切なタイムアウト値を設定でき、かつコストを低く、汎用性を高くする。【解決手段】 アプリケーション1側からの動作要求に応じて、コマンド実行手段2は、デバイス3を相手にコマンド実行を行う。すると、データ転送レート算出手段4は、コマンドの実行中に実際に転送されたデータ量とコマンドの実行時間間隔に基づいてコマンドのデータ転送レートを算出し、このデータ転送レートをデータ転送レート記憶手段5が記憶する。タイムアウト値算出手段6は、今回の実行で転送するデータ量およびデータ転送レートに基づいて今回のデータ転送時間を算出し、そのデータ転送時間に基づいてタイムアウト値を算出する。タイムアウトエラー判断手段7は、コマンド実行開始からの時間経過がタイムアウト値となってもデバイス3側から応答がない場合に、アプリケーション1側にエラーを送る。
請求項(抜粋):
デバイスとの間のデータの入出力動作状態をホスト側で判断するためのタイムアウト制御方式において、アプリケーション側からの動作要求に応じて前記デバイスを相手にコマンド実行を行うコマンド実行手段と、前記コマンドの実行中に実際に転送されたデータ量と前記コマンドの実行時間間隔に基づいて前記コマンドのデータ転送レートを算出するデータ転送レート算出手段と、前記算出されたデータ転送レートを記憶するデータ転送レート記憶手段と、前記データ転送レートが記憶されたコマンドと同一のコマンドが新たに実行される場合、今回の実行で転送するデータ量および前記データ転送レートに基づいて、今回のデータ転送時間を算出し、前記算出したデータ転送時間に基づいてタイムアウト値を算出するタイムアウト値算出手段と、前記コマンドの実行から前記タイムアウト値が経過しても前記デバイスから応答がない場合には、タイムアウトエラーと判断して前記アプリケーション側に通知するタイムアウトエラー判断手段と、を有することを特徴とするタイムアウト制御方式。
IPC (2件):
G06F 13/00 301 ,  G06F 11/30 310
FI (2件):
G06F 13/00 301 B ,  G06F 11/30 310 H

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