特許
J-GLOBAL ID:200903033323686700
マイクロカプセルトナー
発明者:
,
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
渡部 剛
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-192725
公開番号(公開出願番号):特開平6-019182
出願日: 1992年06月29日
公開日(公表日): 1994年01月28日
要約:
【要約】【目的】 圧力を加えることにより瞬時に定着し、外力によりその定着像が剥がれたり破壊されたりせず、しかも、長期間保存しても定着性が低下することがないマイクロカプセルトナーを提供する。【構成】 マイクロカプセルトナーは、定着性成分を含むコア材とそれを覆う外殻からなり、定着性成分が、樹脂を含有しかつガラス転移温度が20°C以下である分散相と液状の連続相とからなるミクロ相分離構造を有すると共に、それぞれ分散相または連続相と相溶性のある2つ以上の成分からなるブロック共重合体および/またはグラフト共重合体を含有する。分散相に含まれる樹脂としては、2種以上のラジカル重合性単量体の共重合体を使用することができ、重合性の3級アミノ基含有化合物を共重合した重合体が好ましい。また、連続相としては、脂肪族飽和炭化水素系溶剤、液状のポリマー、オリゴマーなどが用いられ、グラフト共重合体としては、マクロモノマーを用いて重合した重合体が好ましい。
請求項(抜粋):
定着性成分を含むコア材とそれを覆う外殻からなるマイクロカプセルトナーにおいて、定着性成分は、樹脂を含有しかつガラス転移温度が20°C以下である分散相と液状の連続相とからなるミクロ相分離構造を有すると共に、少なくとも1つの成分が分散相と相溶性があり、残りの成分が連続相と相溶性のある2つ以上の成分からなるブロック共重合体および/またはグラフト共重合体を含有してなることを特徴とするマイクロカプセルトナー。
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