特許
J-GLOBAL ID:200903033324029851

熱交換器付換気扇

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 佐藤 強 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-077433
公開番号(公開出願番号):特開平5-280780
出願日: 1992年03月31日
公開日(公表日): 1993年10月26日
要約:
【要約】【目的】 ダンパを切替える場合、風圧を切替え力に利用して円滑に切替え動作させることができるようにする。【構成】 ダンパ39の第1の開閉板部47および第2の開閉板部48は排気チャンバ38の流入口43側に向かって略ハ字状に拡開する形状となるように形成されているから、ダンパ39を熱交換排気状態とバイパス排気状態との間で切替える場合、該ダンパ39が受ける風圧は比較的小さなものとなり、またダンパ39が若干回動すると、ダンパ39に作用する風圧が該ダンパ39を切替え方向に回動させるような助勢力として作用するようになる。このため、ダンパ39の切替え動作源として電動式巻取機構53を採用しても、その電動式巻取機構53としては、引張り力の比較的小さなもので済む。
請求項(抜粋):
屋外から室内に供給される空気を通す給気通路および室内から屋外へ排出される空気を通す排気通路を有する熱交換器を設けると共に、室内から吸引される空気が流入する排気チャンバを設け、ダンパにより、排気チャンバ内に流入した空気を熱交換用通気口から前記熱交換器の排気通路入口側に流出させて該排気通路を通した後に屋外に排出する熱交換排気状態と、バイパス用通気口から前記熱交換器の排気通路出口側に流出させて該排気通路を通さずに屋外に排出するバイパス排気状態とに切替えるようにしたものにおいて、前記ダンパは、前記排気チャンバ内に回動可能に設けられ、且つ前記熱交換用通気口を開閉する第1の開閉板部と前記バイパス用通気口を開閉する第2の開閉板部とを回動支点側から排気チャンバの空気流入口側に向かって略ハ字状に拡開する形態となるように一体に有し、回動により、第1の開閉板部が熱交換用通気口を開放し第2の開閉板部が前記バイパス用通気口を閉鎖する熱交換排気状態と、第1の開閉部が熱交換用通気口を閉鎖し第2の開閉部がバイパス用通気口を開放するバイパス排気状態とに切替えるように構成されていることを特徴とする熱交換器付換気扇。

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