特許
J-GLOBAL ID:200903033330480565

ペプチド誘導体及びその用途

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 中村 稔 (外6名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-022799
公開番号(公開出願番号):特開平5-186499
出願日: 1992年02月07日
公開日(公表日): 1993年07月27日
要約:
【要約】 (修正有)【構成】 一般式(I)の新規なペプチド配列又はその薬理学的に許容される塩を必須構成単位として1〜20単位含むペプチド誘導体を含有する癌転移抑制剤。(I)[Z]-Arg-X-Asp-[Y]ArgはL-またはD-アルギニン、AspはL-アスパラギン酸、XはL-もしくはD-ロイシン、D-イソロイシン、L-もしくはD-ノルロイシン、L-もしくはD-フェニルアラニン、D-フェニルグリシンまたはD-アラニンを表す。[ ]内の残基は存在してもしなくてもよく、存在する場合Z及びYはそれぞれグリシン、L-セリン、L-スレオニン、D-及びL-アスパラギン酸、L-アラニン、D-及びL-グルタミン酸及びL-プロリンから選ばれるアミノ酸またはこれらの組合せペプチドを表す。【効果】 本ペプチド誘導体は細胞接着性蛋白質のコア配列に比べて高い癌転移抑制作用を有し、毒性の問題も殆どない。また構造も単純で合成も容易であり、医薬としての価値が高い。
請求項(抜粋):
下記一般式(I)で表されるペプチド配列あるいはその薬理学的に許容される塩を必須構成単位として1〜20単位含むペプチド誘導体を含有することを特徴とする癌転移抑制剤。一般式(I)[Z]-Arg-X-Asp-[Y]式中、ArgはL-またはD-アルギニンを表し、AspはL-アスパラギン酸を表す。XはL-もしくはD-ロイシン、D-イソロイシン、L-もしくはD-ノルロイシン、L-もしくはD-フェニルアラニン、D-フェニルグリシンまたはD-アラニンを表す。[ ]は、[ ]内の残基が存在してもしなくてもよいことを表し、存在する場合Z及びYはそれぞれグリシン、L-セリン、L-スレオニン、D-及びL-アスパラギン酸、L-アラニン、D-及びL-グルタミン酸及びL-プロリンから選ばれるアミノ酸またはこれらのアミノ酸を組合せたペプチドを表す。
IPC (10件):
C07K 5/08 ,  A61K 37/02 ADU ,  C07K 5/10 ,  C07K 7/06 ZNA ,  C07K 7/08 ,  C07K 7/10 ,  C07K 9/00 ,  C07K 17/08 ,  C07K 17/10 ,  C07K 99:00
引用特許:
審査官引用 (1件)
  • 特表昭63-502106

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