特許
J-GLOBAL ID:200903033330525038

印刷用塗被紙ならびにその製造法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 朝倉 正幸
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平11-150755
公開番号(公開出願番号):特開2000-045199
出願日: 1999年05月28日
公開日(公表日): 2000年02月15日
要約:
【要約】【課題】 本発明は主としてオフ輪皺の発生しない新規な印刷用塗被紙を得んとしたものである。【解決手段】 原紙または基紙上に顔料および接着剤を主成分とする塗被層を設けてなる印刷用塗被紙において、明細書本文記載の方法に準拠して測定した乾燥収縮力Rが下記の式を満足する印刷用塗被紙ならびにその製造法である。0 ≦ R ≦ 45gfJIS-P-8111に準拠して調湿した塗被紙サンプルを、CD方向に沿って所定の寸法に切り取り、これを熱機械分析機に掛けて一定の手法で測定したときの値Rを得る。また、ケン化度を85モル%以上としたPVAを基紙の片面当たり乾燥重量で0.5〜5g/m2となるように塗布、乾燥した原紙を用いても容易に得られる印刷用塗被紙ならびにその製造法。
請求項(抜粋):
原紙または基紙上に顔料および接着剤を主成分とする塗被層を設けてなる印刷用塗被紙において、下記測定方法に準拠して測定した該塗被紙の乾燥収縮力Rが式(1)を満足することを特徴とする印刷用塗被紙。0 ≦ R ≦ 45gf...............(1)〔乾燥収縮力Rの測定方法〕JIS-P-8111に準拠して調湿(室温20°C、相対湿度65%の条件下で調湿)した塗被紙サンプルを、マシン流れ方向に直交するように、2mmの幅に切り取り、長さ2cmのスパンで熱機械分析機〔TMA/SS6000;セイコー電子工業(株)製〕に掛け、当該分析機における端子プローブのPID制御の値として、P(比例)=100、I(積分)=1、D(微分)=100を使用し、5gfの初期荷重をかけた状態でスパンを0.01μm/分で拡げながら、20°Cより200°C/分の加温速度で設定温度300°C迄昇温させて、設定温度300°Cで2分間保持した場合の昇温開始より1.5分後の熱乾燥により発生した収縮力をRとする。
IPC (2件):
D21H 19/60 ,  B41F 23/04
FI (2件):
D21H 19/60 ,  B41F 23/04 A

前のページに戻る