特許
J-GLOBAL ID:200903033330610345

手動急速解除機構を有するばね作用駐車ブレーキ組立体

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 曾我 道照 (外7名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2001-049153
公開番号(公開出願番号):特開2001-270433
出願日: 2001年02月23日
公開日(公表日): 2001年10月02日
要約:
【要約】【課題】 空気供給源がない時に駐車ブレーキを自動的にかけるために、列車ブレーキシステム用のばね作用駐車ブレーキ組立体が提供されている。【解決手段】 ばね作用駐車ブレーキ組立体60は、円筒形ケーシング70を備え、内部に長手方向に移動可能なピストン組立体72を収容する。ピストン組立体は、ブレーキシステムの力分配レバーと結合され、長手方向移動時に力分配レバーに力を加える。円筒形ケーシング内に少なくとも1つのばね部材78が設けられる。このばね部材は、ピストン組立体に一定力を加えるため、ブレーキシステムへの空気圧が除去された時、ピストン組立体が自動的に長手方向に移動することによりピストン組立体がケーシング内で後退し、力分配レバーがブレーキをかけ始める方向に回転する。このため、車両が列車編成から取外され、空気圧ブレーキシステム用の空気供給部が切離されると、車両のブレーキが自動的にかかる。
請求項(抜粋):
ブレーキをかけ始めるための少なくとも1つの力伝達部材と結合された力分配レバーを含む列車ブレーキシステム用のばね作用駐車ブレーキ組立体であって、(a)内部に空気圧を加えるか、除去する手段を含むハウジングと、(b)該ハウジング内に長手方向移動可能に取り付けられ、空気圧を加えられるか、除去された時に長手方向に移動することができる、ピストンおよびピストンロッドを含むピストン組立体と、(c)前記ピストンロッド上に配置されて、前記ピストン組立体を前記力分配レバーと結合させることによって、前記ピストン組立体の長手方向移動時に前記力分配レバーに力を加えることができるようにする取り付け手段と、(d)前記ハウジングの内側端面と前記ピストンの対向表面との間に保持された少なくとも1つのばね部材とを備えており、前記ピストン組立体への空気圧が除去された時、前記ばね部材は前記ピストン組立体に力を加えて前記ピストン組立体を長手方向に移動させることができ、それによって前記ピストン組立体が前記ハウジング内で後退して、前記力分配レバーが列車ブレーキシステムでブレーキをかけ始める方向に回転するようにしたばね作用駐車ブレーキ組立体。
IPC (2件):
B60T 13/38 ,  B61H 13/20
FI (2件):
B60T 13/38 ,  B61H 13/20

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