特許
J-GLOBAL ID:200903033330762200

車両用空調装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 石黒 健二
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-275825
公開番号(公開出願番号):特開平7-125531
出願日: 1993年11月04日
公開日(公表日): 1995年05月16日
要約:
【要約】【目的】 冷媒圧縮機の起動あるいは停止によって生じる車室内湿度の変化に伴う乗員の不快感を低減すること。【構成】 目標エバ後温度TEOに基づいて冷媒圧縮機をOFFすると判定された時は、OFFする以前の車室内湿度RHiとOFFした後の推定車室内湿度RHi′との差から算出される予想湿度変動幅ΔRH′が許容湿度変動幅ΔRH以上の時、あるいは推定車室内湿度RHi′が定常時の許容湿度値RHsh(65%)以上の時は、予想湿度変動幅ΔRH′が許容湿度変動幅ΔRHより小さくなるように、あるいは推定車室内湿度RHi′が許容湿度値RHshより小さくなるように目標エバ後温度TEOH′を決定して、その目標エバ後温度TEOH′に基づいて冷媒圧縮機の作動を制御する。
請求項(抜粋):
a)車室内へ空気を導くダクトと、b)吸引した冷媒を圧縮して吐出する冷媒圧縮機、前記ダクト内に配されて、前記冷媒圧縮機の作動によって供給された低温低圧の冷媒と前記ダクト内の空気との熱交換を行なう冷媒蒸発器を備えた冷凍サイクルと、c)前記冷媒圧縮機の作動停止を指示する圧縮機停止指示手段と、d)前記冷媒圧縮機が作動している時の車室内湿度を検出する車室内湿度検出手段と、e)前記圧縮機停止指示手段によって前記冷媒圧縮機の作動停止が指示された時に、前記冷媒圧縮機の作動停止後の車室内湿度を推定する車室内湿度推定手段と、f)前記圧縮機停止指示手段によって前記冷媒圧縮機の作動停止が指示された時に、前記車室内湿度検出手段によって検出される車室内湿度と前記車室内湿度推定手段によって推定される推定車室内湿度との差から予想湿度変動幅を算出する予想湿度変動幅算出手段と、g)この予想湿度変動幅算出手段で算出された予想湿度変動幅が所定の湿度変動幅より大きいか否かを判定する第1判定手段と、h)この第1判定手段で前記予想湿度変動幅が前記所定の湿度変動幅より大きいと判定された場合は、前記作動停止の指示にかかわらず、前記予想湿度変動幅が前記所定の湿度変動幅以下となるように前記冷媒圧縮機を作動させる圧縮機制御手段とを備えた車両用空調装置。
IPC (2件):
B60H 1/32 102 ,  B60H 1/00 101

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