特許
J-GLOBAL ID:200903033332139399

色相補正回路

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 高田 守
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-118464
公開番号(公開出願番号):特開平6-335016
出願日: 1993年05月20日
公開日(公表日): 1994年12月02日
要約:
【要約】【目的】 従来の技術よりも肌色軸(+I軸)近傍に色相補正の量のピークをもつ自動肌色補正回路を得る。【構成】 I軸色復調信号CIとQ軸色復調信号CQとが乗算器10aにおいて乗算され、信号RCが生成される。更に信号RCとI軸色復調信号CIとが乗算器10bにおいて乗算され、信号RC2が生成される。I軸色復調信号CIが基準電位Eよりも大きい場合には信号RC2が、小さい場合には基準電位Eが、それぞれスイッチ14の共通端に伝達される。絶対値検出回路16は、信号CSの絶対値及び絶対値の正負を反転した信号を、それぞれ正極及び負極出力制御電圧として利得制御増幅器17,18に与える。利得制御増幅器17,18にはそれぞれI軸色復調信号CI、Q軸色復調信号CQが与えられ、これらは正極及び負極出力制御電圧が制御する利得で増幅する。
請求項(抜粋):
(a)色信号及びI軸基準信号を入力し、前記I軸基準信号を用いて前記色信号を復調し、I軸色復調信号を出力するI軸色復調回路と、(b)前記色信号及びQ軸基準信号を入力し、前記Q軸基準信号を用いて前記色信号を復調し、Q軸色復調信号を出力するQ軸色復調回路と、(c)前記I軸色復調信号及び前記Q軸色復調信号を乗算して第1の積を求める第1の乗算回路と、(d)前記第1の積に前記I軸色復調信号を乗じて第2の積を求める第2の乗算回路と、(e)前記第2の積が与えられる第1端と、第1の基準電位が与えられる第2端と、前記第1端及び前記第2端のいずれか一方に接続されて第1の制御信号を出力する共通端と、を有するスイッチと、(f)前記色信号と前記I軸基準信号との位相差に応じて前記スイッチの切り換えを行う切り換え制御装置と、(g)前記第1の制御信号に従って前記I軸色復調信号及び前記Q軸色復調信号を出力する可変利得増幅部と、を備える、色相補正回路。

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