特許
J-GLOBAL ID:200903033339289248

無線マルチキャストデータ転送方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 山本 恵一
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-215503
公開番号(公開出願番号):特開平11-046161
出願日: 1997年07月28日
公開日(公表日): 1999年02月16日
要約:
【要約】【課題】 品質の悪い通信路においても信頼性低下を防止でき、かつ受信局数が増加した場合にも応答に要する時間が短くて済み、データ転送効率の低下を防止できるマルチキャストデータ転送方法を提供することを目的とする。【解決手段】 受信局群を相互に送受信可能な局同士でグループ化し各グループから代表局を1局ずつ選出し、送信局は一連のマルチキャストデータ送信後、各グループに対してポーリングを行い、ACKは代表局にのみ返させ、グループ内の他の受信局は代表局が返した応答をモニタし、自局の受信結果から判断して再送を要求する必要があるときにのみ送信局にNAKを返し、送信局はNAKが返されたときに要求されたフレームのみを再送し、再送終了後ポーリングを再開しACKのみが返された場合に次のグループのポーリングを行う。
請求項(抜粋):
送信局より複数の受信局へ無線マルチキャスト通信により同報データ転送を行う無線マルチキャストデータ転送方法であって、前記送信局は、前記受信局をグループ化しておくと共に該各グループの中から任意の受信局を1局ずつ代表局として選出しておき、該受信局群に対する同報データの最終フレームの送信後、該グループの1つに対しポーリングを行って応答を要求し、該ポーリングされたグループの代表局は、同報データを正しく受信していた場合は肯定応答を、同報データを正しく受信出来なかった場合には否定応答を誤ったフレームの番号と共に応答として送信局に返し、前記ポーリングされたグループ内の代表局以外の局は該代表局が返す結果をモニタし、該代表局が返した応答が肯定応答であった場合又は前記代表局の応答をモニタ出来なかった場合で、かつ前記同報データのフレームで正しく受信出来なかったものがある場合は、一定時間以内に否定応答に再送を要求するフレームの番号を添えて、前記送信局に返し、前記送信局は、否定応答により再送を要求された場合、ポーリングを中断し、直ちに要求された番号を持つフレームをマルチキャストで再送し、再送終了後に先にポーリングを中断したグループの代表局に改めてポーリングを行い、代表局から肯定応答を受信後、前記一定時間以内に否定応答が返ってこなければ、次のグループにポーリングを行うようにしたことを特徴とする無線マルチキャストデータ転送方法。
IPC (3件):
H04B 7/24 ,  H04L 12/28 ,  H04L 29/08
FI (3件):
H04B 7/24 H ,  H04L 11/00 310 B ,  H04L 13/00 307 Z

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