特許
J-GLOBAL ID:200903033346525577

建築用床材

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 山本 孝
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-129655
公開番号(公開出願番号):特開平7-310426
出願日: 1994年05月18日
公開日(公表日): 1995年11月28日
要約:
【要約】【目的】 床材間にずれや目隙を生じさせることなく精度のよい施工が可能な直置床材を提供する。【構成】 床材Fは適度な弾性を有する可撓性基材2上に木質床材主体1を積層一体化してなり、この床材Fの互いに平行な前後端面における一方の端面側に下半部が上記可撓性基材2の端部で形成された水平突状部4cを有する雌実4を形成し、他方の端面側に下面に可撓性基材2の一部によって形成された弾性層5dを有する雄実5を形成してこれらの雌雄実4、5の互いに接触する可撓性基材2の一部よりなる部分で馴染み変形させると共に摩擦抵抗を増大させてずれや目隙の発生を防止するようにし、さらに、互いに平行な両側端面に雌雄係合体部6、7を形成し、雌係合体部6に設けた上向き開口の係合溝部6dと雄係合体部7に設けた下向き係合突条部7cとを上記可撓性基材2の一部で形成して両者の馴染み変形により施工性を向上させると共に該溝部6dと突条部7cとの係合によって目隙の発生を防止する。
請求項(抜粋):
前後端面と両側端面とがそれぞれ互いに平行な端面に形成された木質床材主体の下面に適度な弾性を有する可撓性基材を一体に貼着してなる床板において、前後端面と両側端面とのいずれか一方にはそれぞれ雌実と雄実が形成された雌雄実を有し、他方には、一端部側の上半部を断面L字状に切除することによって下半部に水平係合突片部を形成し且つ該突片部にその先端面と平行な係合溝部を刻設すると共に少なくともこの係合溝部の底面に上記可撓性基材が露出してなる雌係合体部と、他端部側の下半部を切除することによって上半部に上記一端側の水平係合突片部上に係合可能な形状に形成された上側水平係合突片部を設け且つ該水平係合突片部の下面に上記係合溝部に係合可能な形状を有すると共に少なくとも下端部が上記可撓性基材の一部によって形成された係合突条部を設けてなる雄係合体部がそれぞれ形成されて雌雄係合体部を有することを特徴とする建築用床材。

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