特許
J-GLOBAL ID:200903033353884094

圧力制御弁

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 伊藤 洋二 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-229700
公開番号(公開出願番号):特開平11-063739
出願日: 1997年08月26日
公開日(公表日): 1999年03月05日
要約:
【要約】【課題】 成績係数の悪化を招くことなく、ベローズが破損を防止する。【解決手段】 ベローズ306内に配設されたコイルバネ309を、最適制御線の変化率が大きく変化する温度(所定温度T0 )で、形状が変化する形状記憶合金で構成する。これにより、所定温度T0 よりCO2 温度が上昇すると、バネ定数kが増大するので、成績係数の悪化を招くことなく、ベローズ306内に封入するCO2 密度を小さくすることができ、ベローズが破損を防止することができる。
請求項(抜粋):
放熱器(2)内の圧力が冷媒の臨界圧力を越える蒸気圧縮式冷凍サイクルに適用され、前記放熱器(2)から蒸発器(4)まで至る冷媒流路(6)に配置され、前記放熱器(2)出口側の冷媒温度に応じて前記放熱器(2)出口側圧力を制御する圧力制御弁であって、前記放熱器(2)側に接続される流入口(302)および前記蒸発器(4)側に接続される流出口(303)、並びに前記流入口(302)側と前記流出口(303)側とを連通させる弁口(304)を有するハウジング(301)と、前記弁口(304)を挟んで前記流入口(302)側の空間(302a)内に密閉空間(307)を形成し、前記密閉空間(307)内外の圧力差に応じて変位する、薄膜部材からなる圧力応動部材(306)と、前記圧力応動部材(306)に連動して変位し、前記弁口(304)を開閉する弁体(308)と、前記ハウジング(301)内に配設され、前記弁口(304)を閉じる向きの閉弁力を前記弁体(308)に作用させる閉弁力印加手段(309、315、316)とを備え、前記密閉空間(307)内には冷媒が封入され、前記圧力応動部材(306)は、前記密閉空間(307)内体積の膨張に応じて前記弁口(304)を閉じる向きの力を前記弁体(308)に作用させ、前記弁体(308)の変位量に対する前記閉弁力印加手段(309、315、316)の閉弁力の変化量の比(k)は、前記ハウジング(301)内の冷媒温度が所定値を越えた時を境に増大することを特徴とする圧力制御弁。
IPC (3件):
F25B 41/06 ,  F25B 1/00 395 ,  F25B 9/00
FI (3件):
F25B 41/06 Q ,  F25B 1/00 395 Z ,  F25B 9/00 Z

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