特許
J-GLOBAL ID:200903033361649797
吸湿式除湿装置
発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
八田 幹雄 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-105026
公開番号(公開出願番号):特開平10-296039
出願日: 1997年04月22日
公開日(公表日): 1998年11月10日
要約:
【要約】【課題】 空気流路の全体構成の簡素化ができ、除湿性能の高い吸湿式除湿装置であって、小型で極めて設置が容易かつ低コストで、また吸着材の吸着/再生が同時に可能なことによる連続運転を実現した吸湿式除湿装置を提供することを目的とする。【解決手段】 空気取入口15から取り込んだ空気を除湿して室内に吐出する吸着経路Aと、吸着部1,2を再生する再生経路14とを備え、吸着経路13には防塵フィルター4と吸着/再生部19及び熱交換器3とが順次配置される。再生経路14内は環状に連続した空気循環路であって、ヒーター9と吸着/再生部19と凝縮水を得る熱交換器3および循環気流を発生させるファン5とが配置される。吸着/再生部19は両端部にて合流する吸着/再生流路A20と吸着/再生流路B21からなり、吸着/再生流路A20と吸着/再生流路B21へ選択的に通風可能ならしめるドアa7が吸着/再生部19の端部合流に設置され、他方の端部合流にはドアb8が設置されて前記ドアa7と連動して、吸着と再生の両サイクルを同時に行なう事を特徴とする。
請求項(抜粋):
空気取入口(13)から取り込んだ空気を吸着/再生部(17)により除湿して空気吹出口(15)より室内に吐出する吸着経路(11)と前記吸着/再生部(17)に高熱空気を通して水分を蒸発させて吸湿可能状態に再生する再生経路(12)とを備える吸湿式除湿装置において、前記吸着/再生部(17)は並列に設置されて上流と下流で合流する吸着/再生流路A(18)と吸着/再生流路B(19)とからなり、当該合流部上流側に設置されたドアa(7)によって前記吸着/再生流路A(18)と前記吸着/再生流路B(19)がそれぞれ選択されて、前記再生経路(12)の空気と熱交換する熱交換器(3)を有する前記吸着経路(11)とヒータ(9)、ファン(6)、凝縮水を得る前記熱交換器(3)を具備する前記再生経路(12)の上流側とで連通可能とし、合流部下流側には前記ドアa(7)に連動するように設置したドアb(8)によって前記吸着/再生流路A(18)と前記吸着/再生流路B(19)がそれぞれ選択されて、前記空気吹出口(15)と前記再生経路(12)の下流側とで連通可能とされることを特徴とする吸湿式除湿装置。
前のページに戻る