特許
J-GLOBAL ID:200903033363185720
異種金属接合方法及び接合用材料
発明者:
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出願人/特許権者:
代理人 (1件):
田北 嵩晴
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-234147
公開番号(公開出願番号):特開平6-063763
出願日: 1992年08月11日
公開日(公表日): 1994年03月08日
要約:
【要約】【目的】 一回の通電により、鉄同士あるいはアルミニウム同士の接触面で同時にナゲットを形成させ、鉄系材料とアルミニウム系材料を接合させること。【構成】 0.4mmの冷延鋼板(鉄層)1と、0.4mmのアルミニウム板(A1050)(アルミニウム層)2からなる30×30×0.8mmのFe/Al2層の複層鋼板である異種金属接合用材料3のアルミニウム側表面及び被溶接材であるアルミニウム系材料の板5の表面の酸化膜を除去し、その後、アルミニウムの表面に酸化膜を形成させるために、350°Cの大気炉中で2時間熱処理し、大気中で冷却した。その後、Fe/Al複層鋼板である異種金属接合用材料3を30×60×0.8mmの冷延鋼板4と30×60×1.0mmのアルミニウム板(A5052)5の間に、同種材同士が向かい合うように配置し、図2に示す条件(試験No.1〜4)でスポット溶接を行う。
請求項(抜粋):
鉄系材料の板とアルミニウム系材料の板との間に、鉄系材料の板とアルミニウム系材料の板とが積層接合された2層の複層鋼板からなる異種金属接合用材料を、同種材同士が向かい合うようにインサートし、鉄系材料の板とアルミニウム系材料の板とをスポット溶接する異種金属接合方法において、2層の複層鋼板のアルミニウム側表面及びアルミニウム系材料の表面の不均一な酸化膜を除去し、その後、温度200〜450°C、時間5分〜8時間の条件で大気中加熱してアルミニウム表面に均一な酸化膜を形成させ、アルミニウム表面の接触抵抗が高められた状態で2層の複層鋼板をインサート材に用いて鉄系材料の板とアルミニウム系材料の板とをスポット溶接することを特徴とする異種金属接合方法。
IPC (3件):
B23K 11/20
, B23K 11/11 543
, C23C 8/16
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