特許
J-GLOBAL ID:200903033369569997

二次電池の充電装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 矢野 寿一郎
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2003-336028
公開番号(公開出願番号):特開2005-110333
出願日: 2003年09月26日
公開日(公表日): 2005年04月21日
要約:
【課題】充電中に過度な化学反応(酸化還元反応)を引き起こすことなく、満充電状態までの充電を急速、且つ確実に行うことができる、直列に接続された複数の二次電池から成る二次電池群を充電する充電装置を提供することを課題とする。【解決手段】充電電圧供給手段5により二次電池群2を所定の充電印加電圧値Epで所定時間T1充電して、切換手段7により二次電池群2を印加する電圧供給手段を、充電電圧供給手段5からチェック電圧供給手段6に切り換え、該チェック電圧供給手段6により二次電池群2をチェック電圧値Ecで微小時間T2印加している間に、電流検出手段8で該二次電池群2に流れる電流値iを検出し、該電流値iを電流判定手段4cで判定して、該電流値iが充電完了基準電流値Jより大きな値であれば上記のフローを繰り返し、該電流値iが充電完了基準電流値J以下であれば二次電池群2の充電を停止するように構成した充電装置3とする。【選択図】図5
請求項(抜粋):
直列に接続されたn(nは2以上の整数)個の二次電池から成る二次電池群と、 前記二次電池群に、二次電池における満充電平衡電圧値をn倍して得られるチェック電圧値を供給するチェック電圧供給手段と、 前記二次電池群に、二次電池における充電電流のピーク値又は略ピーク値を得る特有の充電印加電圧値であって、前記満充電平衡電圧値を超えるが不可逆化学反応領域には達しない特有の充電印加電圧値をn倍して得られる所定の充電印加電圧値を供給する充電電圧供給手段と、 前記二次電池群に通電される電流値を検出する電流検出手段と、 前記充電電圧供給手段による二次電池群の電圧印加、又は前記チェック電圧供給手段による二次電池群の電圧印加に切り換える切換手段と、 前記電流検出手段によって検出された電流値と、予め入力設定された充電完了基準電流値とを比較判定する電流判定手段と、 を備え、 以下のステップに従って二次電池群の充電を制御することを特徴とする二次電池の充電装置。 (ステップ1)前記充電電圧供給手段により二次電池群を所定の充電印加電圧値で所定時間充電する。 (ステップ2)前記所定時間経過後、前記切換手段により二次電池群を印加する電圧供給手段を、前記充電電圧供給手段から前記チェック電圧供給手段に切り換える。 (ステップ3)前記チェック電圧供給手段により二次電池群をチェック電圧値で微小時間印加している間に、前記電流検出手段によって該二次電池群に通電される電流値を検出する。 (ステップ4)前記電流判定手段によってこの検出した電流値の判定を行い、この検出した電流値が前記充電完了基準電流値より大きな値であれば前記ステップ1に戻って上記のフローを繰り返し、この検出した電流値が前記充電完了基準電流値以下であれば二次電池群の充電を停止する。
IPC (3件):
H02J7/02 ,  G01R19/165 ,  H01M10/44
FI (3件):
H02J7/02 H ,  G01R19/165 N ,  H01M10/44 Q
Fターム (22件):
2G035AA21 ,  2G035AB03 ,  2G035AC05 ,  2G035AC16 ,  2G035AD26 ,  2G035AD28 ,  2G035AD49 ,  2G035AD56 ,  2G035AD64 ,  5G003AA01 ,  5G003BA03 ,  5G003CA04 ,  5G003CA11 ,  5G003CB06 ,  5G003CC07 ,  5H030AA02 ,  5H030AS11 ,  5H030AS12 ,  5H030AS14 ,  5H030FF22 ,  5H030FF42 ,  5H030FF52
引用特許:
出願人引用 (1件)

前のページに戻る