特許
J-GLOBAL ID:200903033369937775

マイクロ波送信機及び通信システム

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 杉村 暁秀 (外1名)
公報種別:公表公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-509338
公開番号(公開出願番号):特表平9-506492
出願日: 1995年08月25日
公開日(公表日): 1997年06月24日
要約:
【要約】複数チャネルのマイクロ波送信機(Tx)及び29GHz 又は40GHz 周辺の周波数で動作するマルチポイントビデオ分配システムのような通信システムにおいて、チャネル周波数(Fa,Fb,...)のそれぞれに対する良好な周波数安定性を、誤り検出回路(39,29)を含む帰還ループ(20,40)によって達成する。誤り検出回路(39,29)を、サンプラ(41)と、ソース(12)の入力回路(13,24)との間に結合する。この検出回路(39,29)は、チャネル信号に対する所望のマイクロ波周波数からのサンプルの搬送周波数(Fa,Fb,...)の任意のドリフト又は他の誤りを検出するとともに、補正信号(AFC)を入力回路(13,24)に供給する。検出回路(39,29)の少なくとも一部を具える帰還ループ(20,40)の一部を、チャネルの群に対して共通とする。切替手段(28,38)は、サンプラ(41)と各チャネルのソース入力回路(13,24)との間で帰還ループの共通部分を結合し、その結果この共通部分を、チャネルの群の各帰還ループ間で時間マルチプレクサ処理することができる。各ソース(12a,12b,...)に対する入力回路(13a,24a,13b,24b,...)は、ソースに対する検出回路(39,29)によって発生した最後の補正信号(AFC)に応じて、ソース(12a,12b,...)の周波数(Fa,Fb,...)を調整する更新可能なバイアス信号(Vb)を発生させる。本発明によるこのような安定配置を採用することにより、帰還ループ(20,40)の高価な素子部分(23,39,40)を、チャネルの群に対して共通とすることができ、その結果複数チャネル送信機のアセンブリコストを低減する。チャネル間の安定した一定周波数関係を含む全てのチャネルに対する周波数の長時間の良好な安定を得ることができる。
請求項(抜粋):
各チャネルに対して所望のマイクロ波周波数でチャネル信号を発生させる複数のマイクロ波ソースと、これらソースのマイクロ波周波数を調整する前記ソースの入力部の各入力回路とを具える複数チャネルマイクロ波送信機であって、この送信機に、前記チャネル信号の周波数を安定させる安定手段を設けた複数チャネルマイクロ波送信機において、前記安定手段は、前記ソースのチャネル信号のサンプルをとるサンプリング手段と、このサンプリング手段と各ソースの入力回路との間の誤り検出手段を含む帰還ループとを具え、この検出手段は、各チャネル信号に対する所望のマイクロ波周波数からのサンプルのマイクロ波周波数の任意の誤りを検出するとともに補正信号を前記入力回路に供給するように作用し、前記検出手段の少なくとも一部を具える前記帰還ループの一部を、前記チャネルの群に共通とし、切替手段は、前記サンプリング手段と前記群に対するソースの入力回路との間の帰還ループの共通部分を結合するとともに前記群の各帰還ループ間で前記共通部分が時間マルチプレクサ処理しうるように存在し、前記各ソースに対する入力回路は、前記検出手段により前記各ソースに対して発生した最後の前記補正信号に応じて前記ソースの周波数を調整するように前記ソースの入力部に更新可能な制御信号を供給するようにしたことを特徴とする複数チャネルマイクロ波送信機。
IPC (3件):
H03L 7/06 ,  H04B 1/04 ,  H04N 7/20
FI (3件):
H03L 7/06 Z ,  H04B 1/04 N ,  H04N 7/20

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