特許
J-GLOBAL ID:200903033373077306

マイクロレンズアレイシートおよびそれを用いた液晶ディスプレイ

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 伴 俊光
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-208638
公開番号(公開出願番号):特開平7-043501
出願日: 1993年07月29日
公開日(公表日): 1995年02月14日
要約:
【要約】【構成】 界面が凹凸面3をなす第1物質層1とそれより屈折率の小さい第2物質層2が2つの平面4、5に挟まれ、平面4の法線方向から入射し凹凸面3が平面4に対する角度が最大になる点7を通過する光線9のうち、第1物質層1から入射する光線9は光束の80%以上が第2物質層2へ透過し、第2物質層から入射する光線10は10度以上屈折されて第1物質層1の平面4側から出射されるような微小単位レンズ6を面状に配列したマイクロレンズアレイシート、および、これを第1物質層1側を観察面側にして液晶セルの観察面側に設けた液晶ディスプレイ。【効果】 液晶ディスプレイの視野角が飛躍的に拡大され、複数人で観察する場合や観察角度が制限されている場合などにおいても、全く不都合なく表示を観察することが出来るようになる。
請求項(抜粋):
第1物質層と、該第1物質層より小さい屈折率を持つ第2物質層との積層体からなり、第1物質層側の表面と第2物質層側の表面とが互いに平行な平面を形成するとともに、第1物質層と第2物質層との界面が凹凸面に形成され、該凹凸面の各凹面および/または凸面がレンズとして機能する微小単位レンズを構成し、該微小単位レンズが面状に配列されたマイクロレンズアレイシートであって、前記凹凸面に形成された界面上におけるある点の接面と表面のなす2つの角度のうち広くない方の角度をθとし、該θが最大になる界面上の点を点A、そのときのθをθmaxとするとき、前記点Aを通過する光線について、前記θmaxと各物質の屈折率から幾何光学的に求められる下記項目について下記(1)、(2)を満足することを特徴とするマイクロレンズアレイシート。(1)第1物質層側の表面法線方向からマイクロレンズアレイシートに入射して点Aに到達した光線が第2物質層へ透過するときの透過率が80%以上であること。(2)第2物質層側の表面法線方向からマイクロレンズアレイシートに入射して点Aに到達した光線が第1物質層を透過して第1物質層側の表面から大気中に出射するときの屈折角が、表面の法線方向に対する角度で示して10度以上であること。
IPC (4件):
G02B 3/00 ,  G02F 1/1335 ,  G09F 9/00 316 ,  G09F 9/35

前のページに戻る