特許
J-GLOBAL ID:200903033376220193

カンチレバーセンサを利用するターゲット物質の検出方法及び検出装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (4件): 宮崎 昭夫 ,  石橋 政幸 ,  岩田 慎一 ,  緒方 雅昭
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2005-164032
公開番号(公開出願番号):特開2006-337249
出願日: 2005年06月03日
公開日(公表日): 2006年12月14日
要約:
【課題】 目的とするカンチレバーの片面上に、ターゲット物質認識物質との結合を介して、付着するターゲット物質の面密度をより高めることが可能であり、高い面密度で付着したターゲット物質相互間の斥力、ならびに、その荷重によって、カンチレバー先端の撓みの変化量をより大きくでき、高い検出感度でターゲット物質の検出を可能とする検出方法の提供。【解決手段】 外力を加えて、予め撓んだ状態とした上で、カンチレバーとターゲット物質と接触させると、ターゲット物質同士の斥力が小さい状態で、ターゲット物質認識物質との結合を介して、ターゲット物質の付着がなされ、その後、カンチレバーを撓ませていた外力を取り除き、付着しているターゲット物質間の斥力によって、カンチレバーが撓む状態における撓み量を測定すると、より高い検出感度、また、より簡易な手順でターゲット物質の検出が可能となる。【選択図】 図1
請求項(抜粋):
カンチレバーセンサを利用して、ターゲット物質を検出する方法であって、 (A)カンチレバーセンサを構成するカンチレバー表面に、前記ターゲット物質と結合可能なターゲット物質認識物質を固定する工程; (C)前記カンチレバーに外力を加えて、一方の面を凸として、撓んだ状態で保持する工程; (D)撓んだ状態で保持する前記カンチレバーを、試料と接触させ、ターゲット物質認識物質に対するターゲット物質の結合を可能とする工程; (E)前記カンチレバーに加えた外力を取り除く工程; (F)ターゲット物質との結合を目的とする、試料との接触を行った後の前記カンチレバーの撓み量を測定する工程 を含む ことを特徴とするターゲット物質の検出方法。
IPC (1件):
G01N 13/10
FI (1件):
G01N13/10 A

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