特許
J-GLOBAL ID:200903033378340722
射出成形金型
発明者:
出願人/特許権者:
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-360017
公開番号(公開出願番号):特開平10-193405
出願日: 1996年12月29日
公開日(公表日): 1998年07月28日
要約:
【要約】 (修正有)【課題】 射出成形による狭いピッチの網目構造のフィルターや薄板状のプラスチック成形品の一体成形には金型内のガスまたはエアを完全に排出し、溶融樹脂を金型全体に均一に行き渡らせる金型の構造と機能が必要であり、また、大掛かりで金型製作が困難な構造でないことが要求される。【解決手段】 上型1および/または下型2には、横溝5、縦溝6と枠体溝4が形成され、さらに枠体溝4の中に溶融樹脂9の流入を阻止する壁部3が形成される。壁部3と縦溝6との境界部分には熔融樹脂9を迂回して横方向へ流すための迂回路7が形成され、壁部3の上部と上型1の枠体溝4との間で空間部8を形成する。また、交換入子23を横溝5と縦溝6の形成された金型上に交換可能な形で設け、交換入子23の中にガス抜き用の多孔質材料からなる嵌合入子や積層入子27を設ける。
請求項(抜粋):
上型と下型を押し合わせるとともにゲートを介して熔融樹脂を注入することで枠付きのプラスチック製品を成形する金型装置において、以下の構成であることを特徴とする射出成形金型。(a)上型および/または下型に形成される、縦溝および/または横溝、または、薄板状の凹部からなる製品本体を作るための本体溝(b)前記本体溝上に、熔融樹脂の流入を容易にするために形成された太径または幅広の誘導路(c)上型および/または下型に形成される、前記本体溝を囲うように枠体を作るための枠体溝(d)前記枠体溝内に形成されるとともに、熔融樹脂の壁部上方からの通過は阻止するが成形中に金型内に生じるガスやエア等は通過させるためのわずかな空間を有し、かつ、前記誘導路に対抗する位置に設けられ、枠体の一辺の長手方向の長さに対してほぼ90%以内で10%以上の長さの壁部
IPC (4件):
B29C 45/34
, B29C 45/26
, B29C 45/37
, B29L 31:14
FI (3件):
B29C 45/34
, B29C 45/26
, B29C 45/37
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