特許
J-GLOBAL ID:200903033378937184

生タイヤの製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (2件): 苗村 正 ,  住友 慎太郎
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2007-100834
公開番号(公開出願番号):特開2008-254383
出願日: 2007年04月06日
公開日(公表日): 2008年10月23日
要約:
【課題】湾曲状のサイドゴムを所定位置に精度良く貼着し、タイヤのユニフォミティーを向上させる。【解決手段】生タイヤ成形用フォーマ20に設けるターンアップブラダ27の外表面のサイドゴム巻回領域27Sに、クリンチゴム14とサイドウォールゴム13とが一体接合された帯状のサイドゴム15を巻回して円筒状サイドゴム15Aを形成するサイドゴム巻回工程K1を含む。前記サイドゴム巻回領域27Sは、ドラム軸心からの半径Rがタイヤ軸方向外側に向かって段階的または連続的に増加する傾斜部28からなり、しかもこの傾斜部28のタイヤ軸方向外端の半径Roと、内端の半径Riとの半径差Ro-Riを1.7〜9.2mmの範囲、かつ前記傾斜部28のタイヤ軸方向の巾Wを55〜100mmとした。【選択図】図6
請求項(抜粋):
トレッド部からサイドウォール部をへてビード部のビードコアに至るカーカスプライからなるカーカスと、該カーカスの外側に配されかつ前記サイドウォール部の外側面をなすサイドウォールゴムと、このサイドウォールゴムの下端に連なり前記ビード部の外側面をなすリムずれ防止用のクリンチゴムとを具える生タイヤの製造方法であって、 カーカスプライを外周面上で巻回して円筒状カーカスプライを形成する縮径可能な中央ドラムと、 この中央ドラムの両外側に配され、前記円筒状カーカスプライの軸方向両外側部にセットされるビードコアよりも軸方向外側にはみ出すはみ出し部分を、膨張によって巻き上げるターンアップブラダを有する巻上げ手段とを具える生タイヤ成形用フォーマを用い、 前記クリンチゴムとサイドウォールゴムとが一体に接合された帯状のサイドゴムを、前記ターンアップブラダの外表面のサイドゴム巻回領域にて巻回して円筒状サイドゴムを形成するサイドゴム巻回工程と、 このサイドゴム巻回工程の後、カーカスプライを前記中央ドラムの外周面上で巻回して円筒状カーカスプライを形成するカーカスプライ巻回工程と、 前記円筒状カーカスプライのタイヤ軸方向両外側部に、ビードコアをセットするコアセット工程と、 前記ターンアップブラダを膨張することにより、前記円筒状カーカスプライの前記はみ出し部分を、前記円筒状サイドゴムとともに巻き上げるターンアップ工程とを含むとともに、 前記サイドゴム巻回領域は、前記ターンアップブラダの外表面のドラム軸心からの半径がタイヤ軸方向外側に向かって段階的または連続的に増加する傾斜部からなり、しかもこの傾斜部のタイヤ軸方向外端の半径Roと、内端の半径Riとの半径差Ro-Riを1.7〜9.2mmの範囲、かつ前記傾斜部のタイヤ軸方向の巾Wを55〜100mmとしたことを特徴とする生タイヤの製造方法。
IPC (3件):
B29D 30/30 ,  B29D 30/26 ,  B29D 30/72
FI (3件):
B29D30/30 ,  B29D30/26 ,  B29D30/72
Fターム (11件):
4F212AH20 ,  4F212VA02 ,  4F212VA14 ,  4F212VD09 ,  4F212VD10 ,  4F212VD12 ,  4F212VD15 ,  4F212VK18 ,  4F212VK24 ,  4F212VL11 ,  4F212VP03

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