特許
J-GLOBAL ID:200903033387910906
液化天然ガス及びそのボイルオフガスの処理装置の運転方法並びに液化天然ガス及びそのボイルオフガスの処理装置
発明者:
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出願人/特許権者:
代理人 (1件):
小谷 悦司 (外3名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-177218
公開番号(公開出願番号):特開平9-026098
出願日: 1995年07月13日
公開日(公表日): 1997年01月28日
要約:
【要約】【課題】 BOG(ボイルオフガス)とともにLNG(液化天然ガス)を処理する装置において、簡単かつ安価な構造で、起動時での圧縮機運転温度や蓄冷容器内温度を迅速に下げて良好な運転を確保する。【解決手段】 LNGを蓄冷容器30を通じて送出する一方、LNG貯槽10内のBOGをBOG圧縮機16により熱交換器18に圧送し、ここでLNGと熱交換させて冷却してから、上記LNGに混合する装置。BOGを熱交換器18の下流側からBOG圧縮機16の上流側まで還流させるための還流用配管20と、温度調節計24とを備える。温度調節計24は、BOG圧縮機16の上流側位置等におけるBOG温度を検出し、この検出温度が所定の目標温度に下がるまでその検出温度が高いほど多くのBOGを還流させるように、還流用配管20の流量調節弁22の開度を調節する。
請求項(抜粋):
蓄冷剤を収容した蓄冷容器と、この蓄冷容器に液化天然ガスを導入するための液化天然ガス用通路と、液化天然ガス貯槽内からボイルオフガスを導出して上記液化天然ガス用通路内の液化天然ガスに混合するためのボイルオフガス用通路と、このボイルオフガス用通路の途中に設けられ、導出されたボイルオフガスを圧縮する圧縮機と、この圧縮機から吐出されてボイルオフガス用通路を流れるボイルオフガスと上記蓄冷容器を出た液化天然ガスとの間で熱交換を行わせる熱交換器とを備えた液化天然ガス及びそのボイルオフガスの処理装置の起動時の運転方法であって、上記ボイルオフガス用通路から蓄冷容器の下流側に至るまでの領域における所定位置での流体の温度を検出し、この検出温度が予め設定された目標温度に下がるまで、その検出温度が高いほど多くの量のボイルオフガスを上記熱交換器の下流側から上記圧縮機の上流側でかつ上記温度の検出位置よりも上流側の位置へ還流させることを特徴とする液化天然ガス及びそのボイルオフガスの処理装置の運転方法。
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