特許
J-GLOBAL ID:200903033388509415

液晶表示装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 鈴木 晴敏
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-194900
公開番号(公開出願番号):特開平11-024066
出願日: 1997年07月04日
公開日(公表日): 1999年01月29日
要約:
【要約】【課題】 液晶表示装置の駆動電圧低減化を図るとともに視角依存性を改善する。【解決手段】 液晶表示装置は所定の間隙を介して互いに接合した上下一対の基板1,2を用いて組み立てられている。各基板1,2に接合して偏光板6,7が配されている。光学補償板8,9が各偏光板6,7と液晶層5との間に介在しており、その光学特性の視角依存性を補償する。液晶層5は正の一軸性及び正の誘電異方性を有する液晶分子からなり、電圧無印加時所定の配向方位に沿って基板1,2とほぼ平行に配向する一方、電圧印加時基板1,2の法線に対して連続的に傾斜角が変化した状態で整列する。各光学補償板8,9は負の一軸性を有する複屈折材料からなり、その光軸の傾斜角が基板1,2の法線に対して連続的に厚み方向に沿って変化した構造を有する。その光軸の傾斜方位が隣接する液晶層5の配向方位から10°以下の範囲でずれている。光学補償板8は複屈折材料8aとベースフィルム8bとの積層からなる。ベースフィルム8bは二軸性又は面方向に正の一軸性を有する。
請求項(抜粋):
所定の間隙を介して互いに接合し且つ少くとも片方に電極が形成された一対の基板と、該間隙に保持され該電極に印加される電圧に応じて光学特性が変化する液晶層と、各基板に接合する偏光板と、各偏光板と該液晶層との間に介在しその光学特性の視角依存性を補償する光学補償板とを有する液晶表示装置であって、前記液晶層は正の一軸性及び正の誘電異方性を有する液晶分子からなり、電圧無印加時所定の配向方位に沿って基板とほぼ平行に配向する一方、電圧印加時基板の法線に対して連続的に傾斜角が変化した状態で整列し、前記光学補償板は負の一軸性を有する複屈折材料からなり、その光軸の傾斜角が基板の法線に対して連続的に厚み方向に沿って変化した構造を有するとともに、該光軸の傾斜方位が隣接する液晶層の配向方位から10°以下の範囲でずれていることを特徴とする液晶表示装置。
IPC (3件):
G02F 1/1335 510 ,  G09F 9/35 320 ,  G09F 9/35 335
FI (3件):
G02F 1/1335 510 ,  G09F 9/35 320 ,  G09F 9/35 335
引用特許:
審査官引用 (2件)

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