特許

J-GLOBAL ID：200903033407070306

新規なフッ素化合物およびこのものを含有してなる難燃化剤

発明者： 阿部 隆 ,  田村正則 ,  関屋 章
出願人/特許権者： 独立行政法人産業技術総合研究所
公報種別：公開公報
出願番号（国際出願番号）：特願2006-161260
公開番号（公開出願番号）：特開2007-326836
出願日： 2006年06月09日
公開日（公表日）： 2007年12月20日
要約：

【課題】プラスチック製品はもとより、油性系の製品やカーテンや織物などに対してもその効果が十分には発現し、たとえば、非水系溶媒を用いるリチウム電池やカーテンや織物等などに対しても優れた難燃化作用を呈する新規なフッ素化合物およびこのものを含有してなる難燃化剤を提供する。【解決手段】 一般式【化1】(式中のR1f及びR2fは、炭素数が1〜2をもつそれぞれ同一又は互いに異なるペルフルオロアルキル基であり、R3fは炭素数が1〜5のフッ素原子で置換されていてもよい分岐状もしくは直鎖状のアルキレン基を示す。Jは、ヨウ素原子、水酸基、カルボン酸残基、炭酸エステル残基、リン酸エステル残基、亜リン酸エステル残基を示す。)で示される含フッ素化合物。【選択図】なし

請求項（抜粋）：

一般式

IPC (6件)：

C07C 215/08 ,  C07C 229/22 ,  C07C 229/30 ,  C07F 9/09 ,  C09K 21/10 ,  C09K 21/12

FI (6件)：

C07C215/08 ,  C07C229/22 ,  C07C229/30 ,  C07F9/09 U ,  C09K21/10 ,  C09K21/12

Fターム (14件)：

4H006AA01 ,  4H006AB80 ,  4H006BM10 ,  4H006BM71 ,  4H006BU32 ,  4H028AA32 ,  4H028AA39 ,  4H028BA02 ,  4H028BA04 ,  4H028BA06 ,  4H050AA01 ,  4H050AB80 ,  4H050WA16 ,  4H050WA24

引用特許：

出願人引用 (5件)

• 英国特許第1,299,618号明細書(1970)
  
• 特公昭47-40445号公報
  
• 特公昭54-32456号公報
  
• ポリカーボネート樹脂組成物及びその成形品
  公報種別：公開公報   出願番号：特願2002-250373   出願人：出光石油化学株式会社
• 新規な含窒素ペルフルオロアルカンスルホン酸塩
  公報種別：公開公報   出願番号：特願2004-176443   出願人：独立行政法人産業技術総合研究所

審査官引用 (1件)

• 火災の消火方法
  公報種別：公開公報   出願番号：特願平10-243870   出願人：工業技術院長, 財団法人地球環境産業技術研究機構

引用文献：

審査官引用 (3件)

• Journal of the Chemical Society C: Organic, 1968, No.7, P.796-801
• Journal of the Chemical Society C: Organic, 1971, No.22, P.3829-3833
• Journal of the Chemical Society, Dalton Transactions: Inorganic Chemistry, 1978, No.9, P.1024-1031