特許
J-GLOBAL ID:200903033412893256

水平軸風車

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (2件): 荒船 博司 ,  荒船 良男
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2005-249524
公開番号(公開出願番号):特開2007-064062
出願日: 2005年08月30日
公開日(公表日): 2007年03月15日
要約:
【課題】超大型機など剛性の低いブレードを持つアップウィンド型の水平軸風車において独立ピッチ制御の有無に拘わらず暴風時にロータ及びブレード後縁が風下に靡く待機形態を確保できこの待機形態によりブレード後縁から暴風を避けてフラッタの発生を低減しひいてはブレードその他の暴風時設計荷重を低減する。【解決手段】本水平軸風車はカットアウト風速を超えるとすべてのブレード4a〜4cをフェザーにする(図1(a))。次にナセル2を回動させてヨー角範囲A内の一定角に変角しヨーブレーキで保持する(図1(b))。次にすべてのブレードを同時に反転フェザーにする(図1(c))。以後運転モードの復帰まですべてのブレードを反転フェザーの状態に保持するとともに、風力によるナセル2のヨー回転を許容する所定の制動値にヨーブレーキを制御する。風力によりヨーブレーキを超えるヨートルクが負荷されるとロータ及びブレード後端は風下に靡く(図1(d))。【選択図】図1
請求項(抜粋):
ハブと少なくとも2枚以上のブレードとを有するロータと、 前記ハブに接続された主軸を介して前記ロータを軸支するナセルと、 前記ナセルをヨー回転自在に支持するタワーと、 前記ブレードのピッチ角を制御するピッチ制御装置と、 前記ナセルのヨー回転を制御するヨー制御装置とを備え、 所定値以下の風速時に前記ヨー制御装置の制御により前記ロータを前記タワーより風上に配置し前記ロータの回転を介して風力を利用する運転モードと、前記所定値を超える風速時に前記運転モードに備えて待機する待機モードとを有するアップウィンド型の水平軸風車において、 (1)前記ピッチ制御装置は、すべての前記ブレードをフェザーにする第1ステップと、前記第1ステップ後にすべての前記ブレードを反転フェザーにする第3ステップと、前記第3ステップ後から前記運転モードの復帰まですべての前記ブレードを反転フェザーの状態に保持するステップとからなる制御動作を有し、 (2)前記ヨー制御装置は、前記第3ステップに同期して前記ロータに対する正面風及び背面風を避けた所定のヨー角範囲内に前記ナセルのヨー角を制御する第2ステップと、前記第2ステップ後から前記運転モードの復帰まで風力により前記ナセルに負荷されるヨー軸周りのトルクによるヨー回転を許容する制動値にヨーブレーキを制御するステップとからなる制御動作を有し、 前記待機モードとして、前記(1)(2)の制御動作を実行することを特徴とする水平軸風車。
IPC (1件):
F03D 7/02
FI (1件):
F03D7/02
Fターム (7件):
3H078AA02 ,  3H078BB05 ,  3H078BB12 ,  3H078CC01 ,  3H078CC52 ,  3H078CC63 ,  3H078CC68
引用特許:
出願人引用 (2件)

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