特許
J-GLOBAL ID:200903033426415039

言語処理装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 高田 守
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-246887
公開番号(公開出願番号):特開平7-105213
出願日: 1993年10月01日
公開日(公表日): 1995年04月21日
要約:
【要約】【目的】 様々な言い回しを含む一般の利用者の入力文に対して、言語的に頑健に意味解析し、かつ、文の意味の検証を効率的に行なえることを目的とする。【構成】 形態素解析手段2が、語▲い▼知識記憶手段3を参照して、入力手段1からの入力文に対して形態素解析を行ない、出現可能な単語や文節などの候補を意味抽出手段9へ出力し、意味抽出手段9は、概念素知識記憶手段6を参照して、概念素抽出手段4により候補中に出現する複数の概念素を抽出して、文の意味を構成する概念素の組合せを文意成立判定手段7へ出力し、文意成立判定手段7によって、概念素抽出手段4から入力された概念素の組合せが、文全体の意味を表現するのに適当であるか否かを判定することで、意味解釈を行なう。
請求項(抜粋):
自然言語を表現する文を入力する入力手段と、入力手段が入力する文に対して形態素解析を行なって、単語や文節等の候補を出力する形態素解析手段と、単語や文節に対する意味素性情報を記憶する意味素性知識記憶手段と、単語や文節間の意味関係が記憶され、それらが文の部分的な意味的まとまりをなすものとしてフレーム構造で表現し、概念素として格納した概念素知識記憶手段と、前記意味素性知識記憶手段を参照して、前記形態素解析手段が出力する各候補に意味素性を与え、文の部分を構成する候補群に対して、前記概念素知識記憶手段を参照して概念素を抽出する概念素抽出手段と、文全体の意味表現を概念素の組合せとし、文全体の意味表現として認定するための概念素の組合せに対する条件を記憶した文意成立判定知識記憶手段と、前記概念素抽出手段が抽出した概念素の組合せに対して、前記文意成立判定知識記憶手段に格納された概念素の組合せに対する条件に適合する概念素の組合せを出力する文意成立判定手段とを備えたことを特徴とする言語処理装置。

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