特許
J-GLOBAL ID:200903033429500649

水処理方法及びその装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 秋本 正実
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平10-099448
公開番号(公開出願番号):特開平11-290850
出願日: 1998年04月10日
公開日(公表日): 1999年10月26日
要約:
【要約】【課題】 小型種でかつ検出しにくい原虫でも、確実に殺滅できること。【解決手段】 ろ過時、膜処理器2によって分離された濃縮液を加熱する処理を有しているので、例えば60°Cに加熱槽7を加熱すれば、濃縮液にクリプトスポリジウム等の原虫が混入していても、その原虫を確実に殺滅できる。また、ろ過工程の場合は勿論、膜処理器2の逆洗工程においても加熱する処理を有しているので、万一、膜処理器2内にクリプトスポリジウム等の原虫が付着していたとしても、逆洗によって取りはがした原虫を、加熱により確実に殺滅できる。従って、原水にクリプトスポリジウム等のような極めて小型種でかつ検出しにくい原虫が含まれていても、クリプトスポリジウム等の原虫がろ過工程に再度入ってしまうというのを防ぐことができる。
請求項(抜粋):
原水のろ過工程時、原水を取り込んで膜処理器により濃縮液と処理水とに固液分離する膜処理と、前記分離された濃縮液から不要物を除去して排水する排水処理と、該排水処理工程にて処理された濃縮排水を前記膜処理の導入側に戻し、該膜処理,排水処理を再び行わせる循環処理と、前記膜処理にて分離された処理水を取り込み、かつ膜処理器の逆洗工程時、その処理水を前記膜処理器に導いて膜処理器を洗浄すると共に、該膜処理器から排出される洗浄処理水を、濃縮液と同様に排水処理に導く逆洗処理とを有する水処理方法であって、ろ過工程時、前記膜処理にて分離された濃縮液を加熱する加熱処理と、逆洗工程時、前記膜処理器から排出される洗浄処理水を加熱する加熱処理とを有することを特徴とする水処理方法。
IPC (4件):
C02F 1/44 ,  B01D 65/02 ,  C02F 1/02 ,  C02F 1/78
FI (4件):
C02F 1/44 H ,  B01D 65/02 ,  C02F 1/02 C ,  C02F 1/78

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