特許
J-GLOBAL ID:200903033435318615

紙葉類読取装置とその信号処理方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 鵜沼 辰之
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-007686
公開番号(公開出願番号):特開平6-215224
出願日: 1993年01月20日
公開日(公表日): 1994年08月05日
要約:
【要約】【目的】 紙葉類のパターンを1次元の読取手段で読取る紙葉類読取装置において紙葉類の面内の回転が判別処理可能な範囲内であれば必ず紙葉類が読取手段に到達するまでに読取手段からパターンの読取りを開始できるようにする。【構成】 搬送される紙葉類2のパターンを読取る1次元の読取手段3と紙葉類2の到達を検出するために読取手段3より搬送方向上流側に設置する検出手段4及び5の設置位置を、紙葉類を判別処理することができる紙葉類の回転角度の最大値の絶対値θmaxを用いて決定するとともに、制御手段6で検出手段4及び5の出力信号41及び51と読取手段3の出力信号31を監視して読取手段3からパターンの読取りを開始するためのトリガ信号61をA/D変換器7に出力する。【効果】 紙葉類の面内での回転量が判別処理可能な範囲内であれば必ず紙葉類が読取手段に到達するまでに読取手段からパターンの読取りを開始できる。
請求項(抜粋):
直線辺を進行方向に向けて搬送路上を搬送される紙葉類のパターンを前記搬送路の幅方向に読み取る1次元の読取手段と、前記読取手段の搬送方向上流側に設置した前記紙葉類の到達を検出する少なくとも2個の検出手段とを含んで成る紙葉類読取装置において、前記搬送路の幅方向の遠い側の端からの前記2個の検出手段の設置距離Yは、前記搬送路の幅をH、前記紙葉類の進行方向に向けた直線辺の長さをW、前記紙葉類を判別処理できる前記直線辺が前記読取手段の中心線となす面内回転角度の絶対値の最大値をθmaxとして、Y≦W・cosθmaxの関係にあり、前記角度の絶対値がθmaxの状態である前記紙葉類の先端が最初に前記読取手段に到達する側とは逆側の前記検出手段と前記読取手段の搬送方向の設置距離Xは、前記紙葉類の先端が最初に前記読取手段に到達する位置を基準としてX=(W・cosθmax+Y-H)tanθmaxであることを特徴とする紙葉類読取装置。
IPC (2件):
G07D 7/00 ,  G07D 9/00 416

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