特許
J-GLOBAL ID:200903033435921834

フイルムスキャナにおける電子ズーム方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 松浦 憲三
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-000925
公開番号(公開出願番号):特開平7-212576
出願日: 1994年01月10日
公開日(公表日): 1995年08月11日
要約:
【要約】【目的】安価なセンサで非常に多くの画素の画像データの取込みを可能にし、また電子的にズーミングする際に、使用する画像メモリの容量を増やさずに、画質を保ったままズーム範囲を広げることができるようにする。【構成】フイルム画像を読み取るためのイメージセンサとしてラインセンサを使用する。そして、通常は、先ずフイルム画像をスキャンし、前記ラインセンサを介して入力する1コマ全体の画像データを、主走査方向及び副走査方向にそれぞれ間引処理して画像メモリに記録する。一方、所定のズーム倍率以上のズームアップが指令されると、フイルム画像を再スキャンし、ラインセンサを介して入力する1コマ全体の画像データのうちの所定範囲の画像データを、主走査方向及び副走査方向にそれぞれ間引処理せずに画像メモリに記録する。この状態で所定のズーム倍率以下のズームアウトが指令されると、上記間引き処理を行うスキャンを再び実行する。尚、ズーム指令があると、現在画像メモリに記録されている画像データを処理して拡大又は縮小画像を示す画像データを出力する。
請求項(抜粋):
現像済みスチル写真フイルムの給送方向と直交する方向に光電変換素子が配列されたラインセンサを設け、前記フイルムを一定のスキャン速度で給送することにより前記ラインセンサを介して該フイルムの画像データを画像メモリに記録し、その記録した画像データに基づいてフイルム画像をモニタTVの画面に再生させるフイルムスキャナにおいて、前記フイルムを給送して第1のスキャンを実行し、前記ラインセンサを介して入力する1コマ全体の画像データを、主走査方向及び副走査方向にそれぞれ間引処理して前記画像メモリに記録する第1の工程と、第1の工程終了後にズームアップ又はズームアウトが指令されると、前記画像メモリに記録した画像データを処理して拡大又は縮小画像を示す画像データを出力する第2の工程と、前記第2の工程において所定のズーム倍率以上のズームアップが指令されると、前記フイルムを給送して第2のスキャンを実行し、前記ラインセンサを介して入力する1コマ全体の画像データのうちの所定範囲の画像データを、主走査方向及び副走査方向にそれぞれ間引処理せずに前記画像メモリに記録する第3の工程と、第3の工程終了後にズームアップ又はズームアウトが指令されると、前記画像メモリに記録した画像データを処理して拡大又は縮小画像を示す画像データを出力する第4の工程と、前記第4の工程において所定のズーム倍率以下のズームアウトが指令されると、再び前記1の工程を実行させる第5の工程と、を備えたことを特徴とするフイルムスキャナにおける電子ズーム方法。
IPC (4件):
H04N 1/393 ,  G06T 3/40 ,  H04N 5/228 ,  H04N 5/253
引用特許:
出願人引用 (2件)
  • 電子ズーム装置
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平4-124468   出願人:株式会社日立製作所, 株式会社日立画像情報システム
  • 電子的撮像装置
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平4-025818   出願人:オリンパス光学工業株式会社

前のページに戻る