特許
J-GLOBAL ID:200903033439671433

光学ヘッド装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 小川 勝男
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-294822
公開番号(公開出願番号):特開平10-143883
出願日: 1996年11月07日
公開日(公表日): 1998年05月29日
要約:
【要約】【課題】ホログラム素子を用いて光学ヘッド装置を小型化,簡略化するとともに,プッシュプル方式と再生専用ディスクに好適なトラッキング制御信号検出手段をともに具備し,種々光ディスクに対応した高機能の光学ヘッド装置を提供する。【解決手段】半導体レーザ光源と対物レンズの間の光路中に十文字型の分割線を有するホログラム素子を配置する。このホログラム素子は光ディスク反射光束を田の字型に4分割し,各々の領域で回折分離した回折光を光検出器の別個の光検出面または2個の検出面の境界線上に入射させる機能がある。そして各検出面で検出された光強度変調信号に所定の演算処理を施すことにより,プッシュプル方式またはデファレンシャルフェイズデテクション方式でトラッキング制御信号を検出することができる。
請求項(抜粋):
光ビームを放射する光源と,該光源から放射された光ビームを集光し光学的情報記録媒体上に微小スポットを照射する対物レンズと,前記光学的情報記録媒体を反射した光ビームを回折して所定の回折光を得るホログラム素子と,前記ホログラム素子により回折された光ビームを検出する複数の検出領域からなる光検出器を有する光学ヘッド装置において,前記ホログラム素子は前記光学的情報記録媒体を反射した光ビームを4分割するための略十文字型の分割線を有し,該略十文字型の分割線で4分割された各々の領域における前記光ビームの回折方向が互いに異なるように各々の領域におけるホログラム格子の向きが設定されており,前記光検出器は前記略十文字型の分割線によって4分割された前記ホログラム素子の各領域で回折された光ビームの光強度をそれぞれ独立に検出するように配置された少なくとも4個以上の検出領域を具備することを特徴とする光学ヘッド装置。

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