特許
J-GLOBAL ID:200903033441540044
車両用ロックアップクラッチのスリップ制御装置
発明者:
,
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
池田 治幸 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-171245
公開番号(公開出願番号):特開平8-028689
出願日: 1994年07月22日
公開日(公表日): 1996年02月02日
要約:
【要約】【目的】 スリップ制御を可及的に実行させ得るようにした車両用ロックアップクラッチのスリップ制御装置を提供する。【構成】 領域記憶手段200において、ロックアップクラッチのジャダーの発生容易な領域Aとそのジャダーの発生困難な領域Bとが予め記憶されており、スリップ実行領域制限手段204では、ジャダー判定手段198によってロックアップクラッチ32のジャダーが判定されたときの領域が上記領域Aである場合はその領域Aでのスリップ制御を禁止して、ジャダーの発生困難な領域Bにおいてのみそのスリップ制御の実行が許容される。したがって、たとえジャダーが発生しても、ジャダーの発生困難な領域Bにおいてスリップ制御が実行されるので、スリップ制御の効果すなわち燃費向上効果を可及的に享受できる。
請求項(抜粋):
ポンプ翼車とタービン翼車との間に設けられたロックアップクラッチを有する車両において、前記ロックアップクラッチのスリップ回転速度が所定の目標スリップ回転速度と一致するように制御するスリップ制御手段を備えた車両用ロックアップクラッチのスリップ制御装置であって、前記スリップ制御手段によるスリップ制御中における前記ロックアップクラッチのジャダーを判定するジャダー判定手段と、前記ロックアップクラッチのジャダーの発生容易な領域と該ジャダーの発生困難な領域とを予め記憶する領域記憶手段と、前記ジャダー判定手段によって前記ロックアップクラッチのジャダーが判定されたときの領域が前記ジャダーの発生容易な領域である場合は、該ジャダーの発生容易な領域でのスリップ制御を禁止して前記ジャダーの発生困難な領域においてのみ該スリップ制御の実行を許容するスリップ実行領域制限手段とを、含むことを特徴とする車両用ロックアップクラッチのスリップ制御装置。
IPC (4件):
F16H 61/14
, F16H 59:24
, F16H 59:68
, F16H 59:72
引用特許:
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