特許
J-GLOBAL ID:200903033443796860

オレフィン組込みによるフィッシャー・トロプシュ合成時の増加した液体感受性

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (4件): 浅村 皓 ,  浅村 肇 ,  安藤 克則 ,  池田 幸弘
公報種別:公表公報
出願番号(国際出願番号):特願2001-563452
公開番号(公開出願番号):特表2004-504411
出願日: 2001年02月28日
公開日(公表日): 2004年02月12日
要約:
2段階のフィッシヤー・トロプシュ反応によって、合成ガスから液体燃料を生成するための総合的方法を開示する。フィッシヤー・トロプシュ化学の第1の段階は、連鎖生長反応確率が比較的低い条件ないし連鎖生長反応確率が中程度である条件を使用して行い、その反応生成物は、比較的高い比率の低分子量オレフィン(C2〜8)と、比較的低い比率の高分子量ろう(C30+)とを含有する。第1段階からの生成物は、連鎖生長反応確率が比較的高い第2の段階に送られる。第1の反応で生成されたろう及び他のパラフィンは、これらの条件下では著しく不活性である。軽質オレフィンは、連鎖開始のために重質オレフィンと競合し、少量の鎖がC20+に誘導される。大抵の鎖はC2〜8に誘導され、中程度の連鎖生長反応確率は、C5〜12の範囲の比較的大きい留分を生成する。かくして、ろうの収率は最小限に抑えられる。
請求項(抜粋):
液体燃料を調製するための総合的方法において、 (a)約0.5〜約1.0の間の[水素]対[一酸化炭素]比を有する合成ガスをフィッシヤー・トロプシュ反応の条件にさらす工程であって、該フィッシヤー・トロプシュ反応のために使用する触媒が、低い連鎖生長反応確率ないし中程度の連鎖生長反応確率を与える触媒である該工程; (b)生成物流れからの水及び/又はC5+炭化水素を場合により除去する工程; (c)工程(a)及び(b)からの生成物をフィッシヤー・トロプシュ反応の条件にさらす工程であって、該フィッシヤー・トロプシュ反応のために使用する触媒が、高い連鎖生長反応確率を与える触媒であり、且つ、[水素]対[一酸化炭素]比が約1.0〜約2.0の間である該工程;並びに、 (d)反応生成物を単離する工程; を包含する、上記総合的方法。
IPC (1件):
C10G2/00
FI (1件):
C10G2/00
Fターム (2件):
4H029CA00 ,  4H029DA00
引用特許:
出願人引用 (2件) 審査官引用 (2件)

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