特許
J-GLOBAL ID:200903033445851591

ギヤードモータ

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 笠井 美孝
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2002-265248
公開番号(公開出願番号):特開2004-104931
出願日: 2002年09月11日
公開日(公表日): 2004年04月02日
要約:
【課題】電動モータの出力部材への駆動力の伝達経路上に配設されたクラッチ手段を安定して伝達/遮断せしめて、復帰力をもった操作対象を初期位置から作動位置に駆動変位および保持せしめた後に初期位置に返戻作動せしめることの出来る、新規な構造のギヤードモータを提供することを目的とする。【解決手段】出力部材176に駆動力を及ぼす電動モータとして、回転子32に形成された永久磁石38による磁極と固定子36に形成されるコイル巻線による磁極とを対向配置せしめた電動モータ18を採用し、該電動モータ18の出力部材176への駆動力の伝達経路上に配設したクラッチ手段20を継断作動せしめる切換部材22を、かかる電動モータ18への給電を中止した際の回転子32の逆方向への回転と、該切換部材22に対して常時付勢力を及ぼすコイルスプリング等の付勢手段198を利用して、クラッチ手段20を遮断する方向に作動せしめるようにした。【選択図】 図1
請求項(抜粋):
電動モータにより歯車列等の減速手段を介して出力部材を駆動せしめて、該出力部材に連結される復帰力を持った操作対象を初期位置から作動位置に駆動変位せしめると共に、かかる操作対象を該作動位置へ保持せしめ、更に該操作対象の前記復帰力による該作動位置から該初期位置への返戻作動を許容するようにしたギヤードモータにおいて、 前記電動モータの前記出力部材への駆動力の伝達経路上に該電動モータから該出力部材への駆動力を継断するクラッチ手段を設けると共に、往復変位可能に配設されて一方向への移動により該クラッチ手段を継ぐと共に他方向への移動により該クラッチ手段を断つ切換部材を設ける一方、前記電動モータとして、回転子に形成された永久磁石による磁極と固定子に形成されるコイル巻線による磁極とを対向配置せしめた同期モータを採用すると共に、該電動モータによって一方向に回転駆動せしめられる回転作動軸を設けて、該回転作動軸による回転力を摩擦式伝動機構を介して前記切換部材に伝達することにより、該切換部材が該電動モータの回転作動に伴って前記クラッチ手段を継ぐ方向に移動せしめられるようにすると共に、該電動モータへの給電を停止した際に該電動モータの該回転子が該固定子に対する磁力的な安定位置を越えて慣性力で回転し過ぎてから該安定位置まで戻る逆回転を利用して該切換部材が該クラッチ手段を断つ方向に移動せしめられるように為し、更に、該クラッチ手段を断つ方向に向かって該切換部材を補助的に付勢する付勢手段を設けたことを特徴とするギヤードモータ。
IPC (1件):
H02K7/10
FI (1件):
H02K7/10 C
Fターム (6件):
5H607BB01 ,  5H607CC01 ,  5H607CC03 ,  5H607EE02 ,  5H607EE33 ,  5H607EE36

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