特許
J-GLOBAL ID:200903033448564127

金属製ガスケット

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 尾仲 一宗 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-329644
公開番号(公開出願番号):特開平11-148556
出願日: 1997年11月14日
公開日(公表日): 1999年06月02日
要約:
【要約】【課題】 この発明は,一方のビード基板のビードがデッキ面に与える面圧をボア孔から遠ざかる方向に傾斜させることにより,シリンダボアの開口直近での高面圧によるシリンダボアの変形を防止する金属製ガスケットを提供する。【解決手段】 金属製ガスケット1を構成する第1ビード基板2の第1ビード9は,その内側ボーダーライン21と外側ボーダーライン22とがそれぞれ第1中間板4の折返し部16と折返し部16の厚さより板厚の薄い第2中間板5とに対応している。第1ビード9が変形することによるシリンダブロック93のデッキ面97に与える面圧は,第1ビード9の第1凸部11よりも第1ボア7から遠い側にシフトするので,シリンダライナ94のライナ部分95への変形等の影響が少なくなる。
請求項(抜粋):
第1ボアに沿って第1ビードが形成された第1ビード基板,前記第1ボアに対応する第2ボアに沿って前記第1ビードと実質的に一致する位置に第2ビードが形成された第2ビード基板,前記両ビード基板間に介在されると共に前記第1と第2ボアに対応した第3ボアが形成され且つ前記第3ボアに沿って前記第1ビード基板側に折り返された折返し部が形成された第1中間板,前記第1中間板の板厚よりも薄い板厚を有すると共に前記第1ビード基板側において前記第1中間板に積層された第2中間板を具備し,前記第1ビードの第1凸部と第2ビードの第2凸部とは互いに外側を向いており,前記第1ビードの内側ボーダラインは前記折返し部に対応して位置していると共に前記第1ビードの外側ボーダラインは前記第2中間板に対応して位置しており,前記第1中間板の前記折返し部と前記第2中間板とは前記第1ビードの前記両ボーダライン間において互いに非干渉状態に配置されていることから成る金属製ガスケット。
IPC (2件):
F16J 15/08 ,  F02F 11/00
FI (2件):
F16J 15/08 P ,  F02F 11/00 L
引用特許:
審査官引用 (3件)
  • 金属ガスケット
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平7-043923   出願人:日本メタルガスケット株式会社
  • 金属製ガスケットの製造方法
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平4-222263   出願人:日本ガスケット株式会社, トヨタ自動車株式会社
  • 特開昭64-058868

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