特許
J-GLOBAL ID:200903033449122403

内燃機関の冷却系の異常診断装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 加古 宗男
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2002-240894
公開番号(公開出願番号):特開2004-076689
出願日: 2002年08月21日
公開日(公表日): 2004年03月11日
要約:
【課題】ラジエータをバイパスして流れる冷却水の流量(バイパス流量)を調整可能な流量調整バルブの異常の有無を精度良く診断できるようにする。【解決手段】エンジン11の暖機中に、ラジエータ流量B=0、且つ、バイパス流量Aが暖機完了後のバイパス流量Aよりも少なくなるように流量調整バルブ18の開度を制御する。これにより、ラジエータ13による冷却水の放熱をほぼ無くした状態で、バイパス流量Aを少なくして冷却水の循環流量を少なくすることによって、エンジン11の冷却効率(冷却水の放熱効率)を低下させて、冷却水温の上昇速度を速くする。このエンジン11の暖機中に、エンジン11の発熱量に関連するパラメータと冷却水の放熱量に関連するパラメータとに基づいて冷却水温を推定し、その推定冷却水温と水温センサ19で検出した実冷却水温とを比較して流量調整バルブ18の異常の有無を診断する。【選択図】 図1
請求項(抜粋):
ラジエータをバイパスして流れる冷却水の流量(以下「バイパス流量」という)を調整可能な流量調整手段と、この流量調整手段を制御して冷却水温を制御する水温制御手段と、冷却水温を検出する水温センサとを備えた内燃機関の冷却系において、 内燃機関の暖機中に前記水温センサで検出した冷却水温の挙動に基づいて前記流量調整手段の異常の有無を診断する異常診断手段を備えていることを特徴とする内燃機関の冷却系の異常診断装置。
IPC (2件):
F01P11/18 ,  F01P7/16
FI (2件):
F01P11/18 B ,  F01P7/16 507A
引用特許:
出願人引用 (2件) 審査官引用 (2件)

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