特許
J-GLOBAL ID:200903033458187577

コ・ジェネレーションシステムの温度制御装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 猪股 祥晃
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-221538
公開番号(公開出願番号):特開平8-086242
出願日: 1994年09月16日
公開日(公表日): 1996年04月02日
要約:
【要約】【目的】本発明は、エンジン入口温度を一定に制御することによってシステム全体の信頼性を向上させるコ・ジェネレーションシステムの温度制御装置を提供することにある。【構成】本発明のコ・ジェネレーションシステムの温度制御装置は、温水利用設備で吸収する熱量とエンジンの発生熱量の差の熱量から放熱器で放出するべき熱量を求め、この熱量から放熱器の弁開度を計算し、この値を配管長さにより発生するむだ時間と放熱器用弁の応答時間を考慮した時間をむだ時間として遅延させ、そのむだ時間経過した値をフィードフォワード値として、フィードバック制御系の弁開度の操作量に加算することによって、放熱器の弁開度の応答速度を補正し、放熱器の弁の最適制御を行うので、放熱器の弁開度を最適に制御することができ、エンジンの熱源水入口温度を一定に保つことができる。
請求項(抜粋):
発電機を駆動するエンジンから発生した熱でシステムを流れる熱源水を加熱し,その加熱された熱源水を利用する温水利用設備と、前記温水利用設備での吸収熱量を調節する第1の弁と、前記温水利用設備で使用しきれなかった熱量を放出する放熱器と、前記放熱器の放出熱量を調整する第2の弁と、前記各システム構成機器間を熱源水が流れる配管で接続したコ・ジェネレーションシステムの温度制御装置において、熱源水のエンジン入口温度を検出する温度センサと、前記温度センサにより検出されたエンジン入口温度が所定の温度となるよう前記第2の弁の弁開度設定値を演算してフィードバック制御を行うコントローラと、前記第1の弁の弁開度の信号からあらかじめ設定された所定のパターンにより前記第2の弁の弁開度を演算して弁開度指令信号とし、さらにその弁開度指令信号を所定のむだ時間だけ遅らせた信号をフィードフォワード信号として、前記コントローラの弁開度設定値に加算して弁開度基準信号とし、前記弁開度基準信号により前記第2の弁の弁開度を調節することを特徴とするコ・ジェネレーションシステムの温度制御装置。
IPC (3件):
F02G 5/04 ,  F24H 1/00 514 ,  G05D 23/19

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