特許
J-GLOBAL ID:200903033461060790

バラン装置

発明者:
出願人/特許権者:
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2003-046815
公開番号(公開出願番号):特開2004-289194
出願日: 2003年02月25日
公開日(公表日): 2004年10月14日
要約:
【課題】伝送線路により構成され、帯域通過フィルタの特性を有する無線装置の小型化に好適なバラン装置を提供する。【解決手段】第1・第2の誘電体層21・22の間に配された第1〜第3の伝送線路1〜3と、第2・第3の誘電体層22・23の間に配された第4〜第6の伝送線路4〜6とから成り、第1・第4の伝送線路1・4、第2・第5の伝送線路2・5、第3・第6の伝送線路3・6はそれぞれ略同一の長さを有し、第2の誘電体層22を挟んでそれぞれの幅の少なくとも一部が積層方向から見て重なるように平行に対向させて配され、第1・第3・第4・第6の伝送線路1・3・4・6の一端は開放端で、他端はそれぞれ第2・第5の伝送線路2・5の両端に電気的に接続され、第1の伝送線路1の開放端に不平衡端子INが、第5の伝送線路の両端に第1・第2の平衡端子OUT1・OUT2が、電気的に接続されているバラン装置。【選択図】 図1
請求項(抜粋):
第1の誘電体層と、該第1の誘電体層の上に積層された第2の誘電体層と、該第2の誘電体層の上に積層された第3の誘電体層と、前記第1の誘電体層の下面に配された第1の接地電極と、前記第1および第2の誘電体層の間に配された第1〜第3の伝送線路と、前記第2および第3の誘電体層の間に配された第4〜第6の伝送線路と、前記第3の誘電体層の上面に配された第2の接地電極とから成り、 前記第1および第4の伝送線路、ならびに前記第2および第5の伝送線路、ならびに前記第3および第6の伝送線路は、それぞれ略同一の長さを有し、前記第2の誘電体層を挟んでそれぞれの幅の少なくとも一部が積層方向から見て重なるように平行に対向させて配され、前記第1および第2の接地電極は、積層方向から見て前記第1〜第6の伝送線路を覆うように配されており、 前記第1および第3の伝送線路は一端に開放端を有し、前記第1および第3の伝送線路の他端はそれぞれ前記第2の伝送線路の両端に電気的に接続されているとともに、前記第4および第6の伝送線路は一端に開放端を有し、前記第4および第6の伝送線路の他端はそれぞれ前記第5の伝送線路の両端に電気的に接続されており、 前記第1の伝送線路の前記開放端に不平衡端子が、前記第4の伝送線路の前記他端に第1の平衡端子が、前記第6の伝送線路の前記他端に第2の平衡端子が、それぞれ電気的に接続されていることを特徴とするバラン装置。
IPC (1件):
H01P5/10
FI (1件):
H01P5/10 C

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