特許
J-GLOBAL ID:200903033467000722

耐光堅牢性に優れたポリプロピレン難燃繊維及びその製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 野口 武男
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平10-320859
公開番号(公開出願番号):特開2000-144524
出願日: 1998年11月11日
公開日(公表日): 2000年05月26日
要約:
【要約】【課題】溶融紡糸時にも難燃剤の熱分解による有毒ガスの発生がなく、また、ハロゲン系難燃剤と光安定剤とが共に含有されていても前記光安定剤の効果が損なわれずに脆化することがない、耐光堅牢性に優れたポリオレフィン系繊維と、その製造方法とを提供する。【解決手段】メルトフロレート値が40g/10分〜100g/10分であるポリプロピレン樹脂に、ハロゲン系難燃剤が1〜5重量%と、アルキル化ヒンダードアミン系光安定剤が0.1〜3重量%とを添加して、210°C以下の紡糸温度で溶融紡糸して得られた未延伸糸を、延伸後の繊維強度が5.3cN/dtex以上となるような範囲の延伸倍率で延伸する。得られたポリプロピレン難燃繊維は45度コイル法での防炎試験において接炎回数が3回以上であり、且つカーボンアーク耐光試験機による1000時間の光照射後での強度保持率が50%以上である。
請求項(抜粋):
メルトフロレート値が40g/10分〜100g/10分であるポリプロピレン樹脂に、ハロゲン系難燃剤が1〜5重量%と、アルキル化ヒンダードアミン系光安定剤が0.1〜3重量%とを添加したポリプロピレン繊維であって、繊維の強度が5.3cN/dtex以上で、45度コイル法での防炎試験において接炎回数が3回以上であり、且つカーボンアーク耐光試験機による1000時間の光照射後での強度保持率が50%以上であることを特徴とする耐光堅牢性に優れたポリプロピレン難燃繊維。
IPC (2件):
D01F 6/46 ,  D01F 1/07
FI (2件):
D01F 6/46 B ,  D01F 1/07
Fターム (12件):
4L035BB32 ,  4L035BB89 ,  4L035BB91 ,  4L035DD18 ,  4L035EE07 ,  4L035EE08 ,  4L035EE14 ,  4L035EE20 ,  4L035HH10 ,  4L035JJ06 ,  4L035JJ19 ,  4L035MA10
引用特許:
審査官引用 (1件)
  • 特開平4-333612

前のページに戻る