特許
J-GLOBAL ID:200903033469519814

自動分析システムの給水方法及び装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 高橋 明夫 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-063116
公開番号(公開出願番号):特開平5-264555
出願日: 1992年03月19日
公開日(公表日): 1993年10月12日
要約:
【要約】【目的】 自動立ち上がり・停止機能を備えた自動分析システムの定量精度を高め、且つ経済的な自動分析システムを給水系を実現させる。【構成】 自動分析システムの純水タンク702は、その高レベルの水位が分注部(ノズル202,ノズル301,ピペッタ204,ディスペンサ304等)よりも高くタンク底部が各分注部より低位となる。通常のシステム稼働時には、液面検知器734の信号によりバルブ732を開閉制御してタンク702の水位が各分注部よりも高レベルの2点間にある。自動立ち上げ,自動停止を無人で行う場合、?@各分注部の洗浄のための純水の供給を、各分注部より高い水位範囲で完了させ?A反応槽306への純水供給や反応容器302洗浄のための純水供給を各分注部より低い水位範囲(途中から低くなることを含む)で行う。
請求項(抜粋):
サンプラーに配列された試料容器を移送する試料ラインと、反応槽に配列された反応容器を移送する反応ラインと、移送過程にある試料容器中の試料の一部を吸入し前記反応容器に吐出,移注する試料分注部と、試薬容器中の試薬の一部を吸入し前記反応容器に吐出,移注する試薬分注部と、前記反応容器で試薬により反応処理された試料を光学的に測定する計測器と、システム各部を制御するコントローラとを備えた自動分析システムにおいて、前記給水系は、純水生成器、生成された純水を蓄える純水タンク、純水生成器への原水給水路を開閉制御する原水バルブ、純水タンクの水位を制御するための液面検知器、純水をシステム各部に送水する流路等を有し、脱ガスの必要のある定量移注用純水〔試料,試薬の送液(希釈)に用いる純水〕を前記各分注部に供給する場合は、前記純水タンクの水位が常に前記各分注部より高いレベルにあるよう前記液面検知器の信号に基づき制御しシステムの自動立ち上げ(準備動作),自動停止(後始末動作)の少なくとも一つを無人で実行する場合には、前記原水バルブを閉め、予め前記純水タンクの水位を前記各分注部よりも高レベルにしておいて、?@前記各分注部の洗浄を、前記純水タンクの水位が前記各分注部よりも高レベルにおいて完了させ、?A前記反応槽への純水給水や前記反応容器の洗浄のための純水供給を、前記各分注部よりも低いタンク水位(途中から低い状態になることを含む)で行うことを特徴とする自動分析システムの給水方法。
引用特許:
審査官引用 (2件)
  • 特表平2-502004
  • 特開昭58-112960

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