特許
J-GLOBAL ID:200903033488292472
動力伝達装置
発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (3件):
鎌田 文二
, 東尾 正博
, 鳥居 和久
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2003-379431
公開番号(公開出願番号):特開2005-140294
出願日: 2003年11月10日
公開日(公表日): 2005年06月02日
要約:
【課題】2方向クラッチを用いた動力伝達装置において、回転方向の切換え時に係合ショックが発生するのを抑制する。【解決手段】外輪1に円筒形内面7を形成し、内輪3の外周にカム面8を設ける。環状部9の一側面に第1保持器A1 および第2保持器A2 を柱部10間に他方の保持器の柱部10が配置されるよう組合わせ、その両保持器を柱部10が外輪1と内輪3間に配置される組込みとする。第1保持器の柱部10と第2保持器の柱部10間には前記カム面8と対応する位置にポケット11を設け、そのポケット11内に一対のローラ12a、12bと弾性部材13とを組込む。運動変換機構20により第1保持器A1 と第2保持器A2 を相対的に回転させて一対のローラ12a、12bを円筒形内面7およびカム面8に係合するスタンバイ位置に配置し、内輪3の回転方向に応じて一方のローラを直ちに係合させて内輪3の回転方向の切換え時に係合ショックの発生を防止する。【選択図】図1
請求項(抜粋):
円筒形内面を有する外輪と、前記円筒形内面との間でくさび形空間を形成するカム面が外周に設けられた内輪と、環状部の片面に複数の柱部が周方向に等間隔に設けられ、その柱部が前記外輪と内輪間に配置された第1保持器と、その第1保持器の柱部間に配置される複数の柱部を有し、その柱部と第1保持器の柱部間において前記カム面に対応してポケットを形成する第2保持器と、前記ポケット内に組込まれた一対のローラと、その一対のローラを離反する方向に押圧する弾性部材と、前記内輪の回転中心軸上に配置されて軸方向に移動可能なスライド軸と、このスライド軸を軸方向に移動させる移動手段と、前記スライド軸の軸方向の移動時に第1保持器と第2保持器が逆方向に同じ角度だけ相対回転するようスライド軸の軸方向の直線運動を第1保持器と第2保持器の回転運動に変換する運動変換機構とから成る動力伝達装置。
IPC (1件):
FI (1件):
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