特許
J-GLOBAL ID:200903033489410851

動画像伝送システム

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 鈴江 武彦
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-255816
公開番号(公開出願番号):特開平7-111654
出願日: 1993年10月13日
公開日(公表日): 1995年04月25日
要約:
【要約】【目的】画像の性質に応じた適切なパケット廃棄補償を行い、復号画像の画質を向上させることができる動画像伝送システムを提供する。【構成】パケット分解回路11からのパケット廃棄検出信号13に基づいて識別された復号不可能となるブロックに対して、既復号フレームの画像信号からなる第1の置き換え信号候補と同一フレーム内の信号を用いた空間内挿信号からなる第2の置き換え信号候補を作成するコンシールメント回路27と、第1の置き換え信号候補と復号不可能と識別されたブロックの周囲の画像信号との類似性を判定し、また既復号フレーム中の画像信号が置き換えられた信号であるか否かを判定するフレーム間・フレーム内置き換え判定回路29と、この判定結果に基づいて復号不可能と識別されたブロックの画像信号を第1および第2の置き換え信号候補のいずれかに置き換えるセレクタ30とを有する。
請求項(抜粋):
動画像信号をブロック単位で動き補償予測符号化して得られた符号化データをパケット化して伝送する動画像送信装置と、受信したパケットを分解して得られた符号化データから元の動画像信号をブロック単位で復号する動画像受信装置とからなる動画像伝送システムにおいて、前記動画像受信装置は、前記受信したパケットの廃棄を検出して検出信号を出力するパケット廃棄検出手段と、このパケット廃棄検出手段からの検出信号に基づいてパケットの廃棄により復号不可能となるブロックを識別する識別手段と、前記識別手段により復号不可能と識別されたブロックに対して、既復号フレームの画像信号からなる第1の置き換え信号候補と該ブロックの属するフレーム内の信号を用いた空間内挿信号からなる第2の置き換え信号候補を作成する置き換え信号候補作成手段と、前記第1の置き換え信号候補と前記復号不可能と識別されたブロックの周囲の画像信号との類似性を判定する第1の判定手段と、前記既復号フレーム中の前記第1の置き換え信号候補の元となる画像信号が前記第1および第2の置き換え信号候補のいずれかにより置き換えられた信号であるか否かを判定する第2の判定手段と、前記第1および第2の判定手段の判定結果に基づいて前記復号不可能と識別されたブロックの画像信号を前記第1および第2の置き換え信号候補のいずれかに置き換える置き換え手段とを具備することを特徴とする動画像伝送システム。
IPC (3件):
H04N 7/32 ,  G06T 9/00 ,  H04L 12/56
FI (3件):
H04N 7/137 Z ,  G06F 15/66 330 D ,  H04L 11/20 102 A

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