特許
J-GLOBAL ID:200903033496500459

ポリスルホン系中空糸型血液浄化膜とその製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 清水 猛 (外3名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平10-132599
公開番号(公開出願番号):特開平11-309355
出願日: 1998年04月28日
公開日(公表日): 1999年11月09日
要約:
【要約】【課題】 生体適合性を改良し、中空糸内表面側にポリビニルピロリドンの溶出が極めて少なく、さらに、分離特性を改良したポリスルホン系血液浄化膜を提供する。【解決手段】 実質的に分離機能を有する選択分離層が中空糸膜内表面側に存在し、かつ、ポリビニルピロリドンが1ないし10重量%含有されており、該ポリビニルピロリドンの5ないし50%が水に可溶性であり、かつ、内表面のポリビニルピロリドンの濃度が30%から45%の範囲にあるポリスルホン系中空糸型血液浄化膜。【効果】 本発明のポリスルホン系中空糸型血液浄化膜は、血液適合性を改良し、血液側へのポリビニルピロリドンの溶出量が極めて少なく、さらに、分子量分画性の優れた中空糸膜である。この発明により、これからの透析治療において非常に有意義な人工腎臓を提供することができる。
請求項(抜粋):
実質的に分離機能を有する選択分離層が中空糸膜内表面側に存在し、かつ、ポリビニルピロリドンを含有するポリスルホン系中空糸型血液浄化膜において、ポリビニルピロリドンが1〜10重量%含有されており、該ポリビニルピロリドンの5〜50%が水に可溶性であり、かつ、中空糸膜内表面におけるポリビニルピロリドンの濃度が30%から45%の範囲にあることを特徴とするポリスルホン系中空糸型血液浄化膜。
IPC (3件):
B01D 71/68 ,  A61M 1/16 513 ,  B01D 69/08
FI (3件):
B01D 71/68 ,  A61M 1/16 513 ,  B01D 69/08

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