特許
J-GLOBAL ID:200903033499891459

画像処理装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 原 謙三
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-094921
公開番号(公開出願番号):特開平7-303188
出願日: 1994年05月09日
公開日(公表日): 1995年11月14日
要約:
【要約】【構成】 画像を示す各画素をそれぞれデジタル化した各画素データの集合体である画像データから、上記画像の下地の影響を軽減するための濃度値であるしきい値を検出する検出部6を設ける。上記画素データの濃度値が上記しきい値以下のときに上記画素データの濃度値を所定値に変換して上記画像データを出力する濃度変換部7を設ける。検出部6では、2つに区分された各級における級間分散と級内分散との比である分離度が上記濃度値を順次変えてそれぞれ算出され、上記分離度が最大となる濃度Tmから最高濃度Teまでの各濃度値における上記分離度の差分値をそれぞれ示す差分ヒストグラムの重心となる濃度値が前記しきい値として算出される。【効果】 下地と画像との濃度差の少ない画像データに対しても有効なしきい値を設定できて、下地の影響が除去された画像データに変換できる。
請求項(抜粋):
画像を示す各画素をそれぞれデジタル化した各画素データの集合体である画像データから、上記画像の下地の影響を軽減するための濃度値であるしきい値を検出する検出手段と、画素データの濃度値が上記しきい値以下のときに上記画素データの濃度値を所定値に変換して上記画像データを出力する濃度変換手段とを有し、上記検出手段は、各画素データにおける濃度値と出現頻度である度数とからなる各濃度ヒストグラムを画像データから算出して、上記各濃度ヒストグラムを濃度値を境にして2つの各級とし、上記各級における級間分散と級内分散との比である分離度を上記濃度値を順次変えてそれぞれ算出し、上記分離度が最大となる濃度Tmから最高濃度Teまでの各濃度値における上記分離度の差分値をそれぞれ示す差分ヒストグラムの重心となる濃度値を前記しきい値として算出するものであることを特徴とする画像処理装置。
IPC (3件):
H04N 1/407 ,  G06T 5/00 ,  H04N 1/403
FI (3件):
H04N 1/40 101 B ,  G06F 15/68 320 Z ,  H04N 1/40 103 A

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