特許
J-GLOBAL ID:200903033503458927

二重対物レンズ系を有する共焦点顕微鏡

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 松田 省躬
公報種別:公表公報
出願番号(国際出願番号):特願平10-506578
公開番号(公開出願番号):特表平11-513145
出願日: 1997年07月22日
公開日(公表日): 1999年11月09日
要約:
【要約】本発明は、試料照明光を対物点に集束させるための対物レンズ25と、その対物点から発する光を集束するための対物レンズ(33)を有する顕微鏡用の二重対物レンズ系に関する。両方の対物レンズ(25,33)の光学軸は互いに相対的に傾いているので、観察方向と照明方向はある角度で互いに支配される。両方の対物レンズ(25,33)は、試料照明光源からの光が光通過孔(5)を通して供給される二重対物レンズ-構成ユニット(1)に対して共用ホルダ(3)で一緒に固定される。そのことによってさらに、照明光線の進路(35)および/または観察光線の進路(35)を形成するので、観察対物レンズ(33)から来る観察光が光通過孔(5)を通って二重対物レンズ-構成ユニット(1)を出る光転向系(19,21,23,37,39)を有する。それゆえ、二重対物レンズ-構成ユニットを従来型顕微鏡の構造に組込むことができる。
請求項(抜粋):
試料照明光源からの光を対物点(27)で集束させるために照明光線の進路(15)上に第一対物レンズ(25)と、対物点(27)から発せられた光を集束させるために観察光線の進路(35)上に第二対物レンズ(33)を有し、そのことによって第二対物レンズ(33)の観察方向が第一対物レンズの照明方向への角度(α)を決定し、 両方の対物レンズを含む二重対物レンズ・構成ユニット(3,19,21,23,25,33,37,39)が形成されて、両方の対物レンズ(25,33)が共用ホルダ(3)に固定され、そのことによって二重対物レンズ・構成ユニット(3,19,21,23,25,33,37,39)は、試料照明光源の光を供給するための光通過孔(5)を具備し、 さらに、光転向系(19,21,23,37,39)を含むので、第二対物レンズから来る観察光が光通過孔(5)を通って走るように照明光線の進路(15)および/または観察光線の進路(35)が形成されることによって特徴付けられる顕微鏡用、特に走査型顕微鏡用の二重対物レンズ系。
IPC (3件):
G02B 21/00 ,  G02B 21/02 ,  G02B 21/06
FI (3件):
G02B 21/00 ,  G02B 21/02 Z ,  G02B 21/06

前のページに戻る