特許
J-GLOBAL ID:200903033510657536

電子レンジの電子部品を保護するための遮蔽装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 伊東 忠彦 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-361193
公開番号(公開出願番号):特開平10-253065
出願日: 1997年12月26日
公開日(公表日): 1998年09月25日
要約:
【要約】【課題】 電子レンジの調理室で発生する高温多湿な空気より電場室の電子部品を保護するための遮蔽装置を提供する。【解決手段】 電子レンジのマグネトロンの動作時には、開閉部材のソレノイドが動作するように構成され、ソレノイドの作動力によってソレノイド内に可動棒が引き込まれると同時に遮蔽部材が開放される。マグネトロンの非動作時には、ソレノイドが動作しないように構成され、上記遮蔽部材に設置された弾性部材の復元力により遮蔽部材は閉鎖状態に戻る。マグネトロンの非動作時は、上記遮蔽部材が電場室と調理室との間の隔壁に形成された吸気孔を閉鎖し、その結果、吸気孔を通して調理室の高温多湿な空気が電場室に流入しないため、電場室内の電子部品が調理室内の高温多湿な空気から保護される。また、マグネトロンの動作時は、冷却ファンの動作により吸気孔を通して電場室の空気が調理室に流入するため、電場室内の電子部品が調理室内の高温多湿な空気から保護される。
請求項(抜粋):
電磁気波または熱によって調理対象物を調理するための調理室と上記電磁気波または熱を発生させるための電子部品を備えた電場室とを仕切る隔壁に形成され、上記調理室と上記電場室のダクトとを連通させる吸気孔を開閉するために、上記隔壁に一側端が回動可能に固定され、この固定された側端を回動軸として回動することで、吸気孔を開放または閉鎖する遮蔽部と;マグネトロンの動作時に発生するソレノイドの作動力により上記遮蔽部を回動させて吸気孔を開放するための可動棒を備えた開閉部と;を含むことを特徴とする電子レンジの電子部品を保護するための遮蔽装置。

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