特許
J-GLOBAL ID:200903033516181916

掘削・撹拌機の地中先端位置検出システム

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 永田 浩一
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-081910
公開番号(公開出願番号):特開平9-243368
出願日: 1996年03月12日
公開日(公表日): 1997年09月19日
要約:
【要約】【課題】 掘削・撹拌機の回転軸先端の地中の貫入軌跡の曲がりと傾斜角とを、施工中に刻々検出すること、ディスプレィ及び記録可能にすること、地下施工物の品質評価のための資料を得ること。【解決手段】 掘削・撹拌機の回転軸に近接スイッチ及びマーカー、前記回転軸先端軸部に測定軸を有する傾斜計を設置すると共に、前記回転軸先端の地盤中への貫入量を計測する深度計を設け、回転軸先端の特定長さの貫入量毎に、前記回転軸の1/4回転角を計測し、そのときどきの傾斜計からの各出力信号のうち、一つ置きの2つの出力を減算して1/2することにより、それぞれX-Z座標,Y-Z座標に置ける回転軸の傾斜角を算出する計算機を備え、その演算出力を刻々CRチューブに表示または記録可能にすることよりなる掘削・撹拌機の回転軸地中先端位置検出システム。
請求項(抜粋):
掘削・撹拌軸を地盤中に貫入・引抜くと共に、前記軸先端部付近に地盤改良材を供給・処理するとか水抜き、土留め、遮水工を施工する等、地盤中に施工物を形成する基礎工事工法において、貫入・引抜軸体の周りに配置した1個の近接スイッチと、これに対向し前記軸体周面位置に設置した1個のマーカー、前記軸体の先端部に設置した、前記軸体の垂直軸に対する傾斜角を測定する1台の計測器、前記軸体の垂直方向移動量を計測する深度計、前記軸の特定量の垂直方向移動毎に、前記近接スイッチが出力する時間間隔を検出して、その4等分時間毎に、順次、傾斜計の出力値を計測する手段、時間の経過に沿って得られた前記個々の傾斜計出力値の内の一つ置きの計測値の一方から他方を差し引いた値を2等分し、また、残った傾斜計出力値の内の計測値の一方から他方を差し引いた値を2等分することにより、前記軸体の垂直軸に対するX,Y軸方向の傾斜角度を格別に検出する手段、前記軸体の特定移動量と軸体のX,Y軸方向の傾斜角度より、そのときの軸体の先端部の座標軸上の位置を特定する手段、よりなることを特徴とする掘削・撹拌機の地中先端位置検出システム。
IPC (4件):
G01C 15/00 ,  E02D 3/12 102 ,  E21B 47/02 ,  G01C 9/00
FI (4件):
G01C 15/00 A ,  E02D 3/12 102 ,  E21B 47/02 ,  G01C 9/00 B
引用特許:
出願人引用 (2件)

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